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Prologue ページ1
『兄さんなんて……だいっきらい!!』
その日、ライモンシティの局所に衝撃が走った。
その一言で、彼らの周りは氷点下最低値を叩きだし、辺にいたマメパトやハトーボー達が一斉に飛び立つ。
「きっ……kkkkkkkk??????」
大嫌いと言われた双子の兄は言語能力が著しく下がり
「!?!?!?!?」
大嫌いと言われた双子の弟の思考は処理落ちした
そして2人の妹であり、先程彼等に大嫌いと言った少女は大粒の涙を流しながらモンスターボールから大きな鋼色に輝くポケモンを庭に出す。
少女は双子の兄達を振り返る事無く、その大きな背に乗りそのまま飛び去ってしまった。
為す術なく、飛んで行ってしまった妹の姿を見て漸く何が起きたのか理解した双子は今生で最もと言っていいほどの声量で絶叫した。どうしたんだと出てきた両親の耳がしばらく遠くなる程には。
阿鼻叫喚の我が家を背に、少女は鋼の鳥の背に乗ってまだ見ぬ世界へと羽ばたき出したのである。
これはとあるバトル廃人の双子の兄を持つ妹のお話。
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作者名:黒梨 | 作成日時:2023年5月16日 22時