検索窓
今日:10 hit、昨日:9 hit、合計:14,259 hit

Prologue ページ1

『兄さんなんて……だいっきらい!!』



その日、ライモンシティの局所に衝撃が走った。
その一言で、彼らの周りは氷点下最低値を叩きだし、辺にいたマメパトやハトーボー達が一斉に飛び立つ。


「きっ……kkkkkkkk??????」


大嫌いと言われた双子の兄は言語能力が著しく下がり


「!?!?!?!?」


大嫌いと言われた双子の弟の思考は処理落ちした


そして2人の妹であり、先程彼等に大嫌いと言った少女は大粒の涙を流しながらモンスターボールから大きな鋼色に輝くポケモンを庭に出す。

少女は双子の兄達を振り返る事無く、その大きな背に乗りそのまま飛び去ってしまった。


為す術なく、飛んで行ってしまった妹の姿を見て漸く何が起きたのか理解した双子は今生で最もと言っていいほどの声量で絶叫した。どうしたんだと出てきた両親の耳がしばらく遠くなる程には。



阿鼻叫喚の我が家を背に、少女は鋼の鳥の背に乗ってまだ見ぬ世界へと羽ばたき出したのである。



これはとあるバトル廃人の双子の兄を持つ妹のお話。

設定→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (50 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
97人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:黒梨 | 作成日時:2023年5月16日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。