弱いのに強いRMPG少女

自己紹介1 ページ8

北人Side

樹と慎の表情がなんだかおかしい。

樹はすっごく硬い表情で、
慎は美彩ちゃんの方をチラチラ見ながら
何か悩んでいるっぽい。


俺は、もともとEXILE TRIBEに女の子が入るのは賛成ではなかった。

だって男だらけでいきなり女の子とか…

正直ついてこれるはずないと思っていた。

でも、HIROさんが
「その子はなみはずれた歌とダンスを持っている。」
なんて言うから
俺は、その歌をダンスを見てみたくてしかたがなかった。


今の俺は美彩ちゃんと仲良くしたいと思っている。

でも、こんな雰囲気だし。
俺、こういう暗い雰囲気苦手。


だから俺はみんなに聞こえるくらいの大きな声で
「あのさ！せっかく美彩ちゃん戻ってきたんだからHIROさんが言ってたみたいに自己紹介しよ？いいでしょ美彩ちゃん」
と言った。

すると、美彩ちゃんは慌てて
「おっお願いします。」
と言った。

北「じゃあまずは陣さんからね」


こうして、自己紹介をすることになった。

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