弱いのに強いRMPG少女

様子がおかしい ページ46

北人Side






まこっちゃんと
ピアスを買って帰ってきた美彩。



　

少し表情が暗いと思ったから


北「美彩？」


って声をかけた。




美彩も


美彩「なに？」


って普通に返してきたから、






北「一緒にジム行って来よ？」
って言ってごまかした。






美彩は
少し考える素振りを見せたけど


美彩「うん。いこ！」


そう言ったから、

俺と、美彩と、
陣さんと、RIKUさんと、海青で

ジムに行くことにした。









〜ジムにて〜

最初は普通だった。


タンクトップに着替えた俺に向かって

美彩「北ちゃんいいな〜
細いし、色白な方だし。いいないいな〜」

って。






褒められてるのかはよくわからなかったけど

とにかく普通だった。

いつもの美彩だった。









でも…


一時間くらい経った頃には

美彩「………。」

無言になっていた。






流石に様子がおかしいと思ったのか

休憩スペースにいる美彩に

RIKUさんが声をかけた。




R「美彩？大丈夫？」


美彩「………。」




それでも無言だった。






そんな美彩に、

不信感を覚えた俺は

うつむいている美彩を起こした。






すると…


北「美彩！？」









美彩は

両手で胸を抑えて

目をギュっとつむり、

顔をしかめていた。




美彩「っ………。」







陣さんもその様子を見かねて


陣「救急車や！かいせいっ救急車呼べっ！」


海「はいっ(汗)！」









すぐそこにいる。

目の前にいる。

手の届く場所にいる美彩は



いつもの過呼吸とは別の

違うなにかに苦しみながら意識を失った。









北「美彩ーーー(泣)！」









何もすることのできない。

ただただ救急隊員の人に言われるがままの

俺は、



　





無意識にひたすら



美彩の名前を




叫び続けた。









作者


そろそろ移行しますっ！

かなりの急展開ですが

感動のある作品にしていくので

どうぞこれからも

よろしくお願いしますっ！


以上みみーでした！

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