検索窓
今日:28 hit、昨日:8 hit、合計:146,033 hit

28 -side Ki ページ30

Ki side



途中までは覚えていた
いや記憶があったと言う方が正しいだろうか


藤ヶ谷が告白された事実にあり得ない位俺の心がえぐられて
悔しくて苦しくて虚しくて
何か言いたそうにしていたけど藤ヶ谷の口からそれ以上、話を聞きたくなくて何度も話を遮って届いたビールを飲みまくった


ひたすら肉を焼いてビール飲んで当たり障りのない話をして
気付いたら俺は多分藤ヶ谷の家であろうこの白に囲まれたシンプルな部屋のこれまた藤ヶ谷の甘い匂いのするダブルサイズのベッドに横になっていた



「っつ……あ…」

「きたやま?起きた?」



ギシッと軋むベッドの上、重たい身体を起こすとちょうど藤ヶ谷が水の入ったペットボトルを片手に扉から顔を出した


身体は怠く頭もぼーっとする様な軽い痛みがある



「ふ、じがや…わりぃ、俺…」

「ふふ、北山飲み過ぎ…ほら、水飲んで」



優しく微笑んでポイっとペットボトルが渡された



「あ、ありがとう」



どれくらい時間が経ったのだろうか
一体今何時で、どうやってここまで来て、俺は何を話して、どんな行動をしたのか考えても考えても全く分からない

藤ヶ谷の家にしかも寝室に二人っきりという
この状況でこれから何を言えばいいのか分からずに貰ったペットボトルをただ見つめた



.

29→←27



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (223 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
438人がお気に入り
設定タグ:藤北 , キスマイ , Kis-My-Ft2
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

mimota(プロフ) - わぁー、めちゃくちゃうれしいです!ありがとうございます(*'▽'*)気長にお待ちしてますので、ゆうにゃんさんのペースでよろしくお願いします(*゚▽゚)ノ 今はL.O.V.Eの更新を楽しみにまってますね☆太輔さんがんばれーー(*≧∀≦*) (2019年11月6日 18時) (レス) id: e3aff967f8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうにゃん(プロフ) - こちらのお話が完結次第、色々妄想してみようと思います(^^)形になりましたらまた投稿しますのでお付き合いください☆ (2019年11月6日 17時) (レス) id: b65aa84b95 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうにゃん(プロフ) - mimotaさん» ありがとうございます!mimotaさんも藤北のラブソングに聞こえる仲間ですね!笑【君想い】もいい曲ですよね!私も大好きな曲です! (2019年11月6日 17時) (レス) id: b65aa84b95 (このIDを非表示/違反報告)
mimota(プロフ) - ゆうにゃんさん☆初めまして(*^^*)いつも素敵なお話をありがとうございます!私も大好きなキスマイの曲が藤北のラブソングに聞こえてしまってる1人です(笑) もしよかったら『君想い』のお話をリクエストしたいです!こちらの続きも楽しみにしてます(^^) (2019年11月6日 11時) (レス) id: e3aff967f8 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆうにゃん | 作成日時:2019年11月2日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。