42 いっその事 ページ42
プレゼントを渡せないまま、本当のXmasまでも過ぎていった…
後はカウコンのみ。
何も変わらないまま今年も終わってしまう。
Xmasパーティーの写メを眺めながら…
一年を振り返っていた。
「楽しかったな……」
誰もいない部屋でポツリ呟いた……
「………会いたい。」
そう素直に言えたらどれだけ楽なんだろう…
「………好き。」
「A………。」
「…………好き。」
いっその事、宮田付き合っちゃえばいいのに…
Aちゃんじゃダメとか
どれだけ高望みなの？
prrr……prrr…………
エミルか……
会いたい気分じゃないんだけどな……
「もしもーし。なぁに？」
エ『今日会えるかなぁって思って…』
「今日はごめん…リハとか続いて疲れてんだ…」
エ『そっか、、、最近あの子とは会ってないの？』
「うーーん。こないだ会ったよ…。」
エ『大丈夫だったの？寂しくなかった？』
「……他の子もいたしね。」
エ『他の子って？』
「モデルの子。なんかさ…代わりでもいいって言われて。」
エ『誰そのモデル！名前は？』
「ムキになるなよ。別に寝てないし…」
エ『そうなの？……よかった。』
寝てないならいいわけ？エミルは俺の身体が目当てみたいに聞こえるよ…
エ『でも代わりでもいいって言われたのに、どうして寝なかったの？』
エミルはどんな言葉を期待してるの？
エ『ねえ、どうして？』
「エミルじゃなきゃダメなんだよ……。」
エ『裕太くん……／／』
「なんて、、、冗談だよ……
適当に遊ぶ気分になれないしさ。そういうの俺やめたの。
……だからさ、、もうエミルとも終わりにしたい。
彼女に言えないことはしたくないんだ。」
エ『……待ってよ。終わりなんて決めないで……
だって付き合ってないんだから、終わらなくてもいいでしょ。
嫌だよ……裕太くんと終わりなんてヤダ、、、』
電話越しに聞こえるエミルの啜り泣く声…
ずっとエミルに甘えてきた。
寂しさを埋めてくれるエミルを
ずっと手放せなかったんだ…
「ごめんね、エミル……。彼女と付き合えないのわかってるけど、ちゃんとしたいんだ。
女をいいように利用しちゃいけないって、やっとわかったんだ……
ありがとね、エミル……。
エミルも素敵な人と恋をしてほしい。
本当にありがと。」
最後に感謝の言葉を伝えられてよかった。
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yuna(プロフ) - karin11081206さん» コメントありがとうございます！楽しみに待っていてくれて、とても嬉しく思います☆明日も更新するので、是非読んで下さい。 (2019年1月12日 23時) (
レス) id: a2bc014d7e (このIDを非表示/違反報告)
karin11081206(プロフ) - 更新お疲れ様です！明日の更新が楽しみです！これからも頑張ってください。応援してます。 (2019年1月12日 18時) (レス) id: 24106bcb93 (このIDを非表示/違反報告)
yuna(プロフ) - ゆさゆささん» ありがとうございます☆毎日更新できるように頑張るので、よろしくお願いします☆ (2019年1月2日 15時) (レス) id: a2bc014d7e (このIDを非表示/違反報告)
ゆさゆさ(プロフ) - 新作おめでとうございます！これからも頑張ってください！ (2019年1月2日 11時) (レス) id: 3c7ecbb04a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuna
| 作成日時：2019年1月2日 7時
