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146話 ページ5

受付「いらっしゃいませー!」

宿場町に着いた私たちは近くの安い宿で一泊することにした

デ「三名なんだが、部屋を二つ用意してくれ うん」

「えぇ? 三人一部屋で良くないですか?」

デ「バッカ!//// んな事できるか!」

サ「クククッ…ガキだな笑」

デイダラさんは顔を真っ赤にして言う 隣のサソリさんはクスクスと笑っている

デ「すんません、それでお願いします」

受付「かしこまりました 三名様で二部屋ですね お食事はお付けしますか?」

デ「旦那達はどうする? ここで飯食うか?」

サ「俺はいい…」
「私も大丈夫です」

デ「そうか それじゃ食事は一人分だけ用意してくれ」

受付「かしこまりました お部屋は二階の奥の二部屋になっております どうぞごゆっくりお過ごしください」

受付さんから鍵を貰って私達は自分達の部屋で自由に過ごした 因みに私は宿場町を少し散歩している 朝にはここを発ち昼には砂隠れに着く予定となっている

「我愛羅くん達…元気かな? 確かデイダラさんの話によれば風影になったって言ってたっけ?」

『すごいなぁ ナルトより先に影を受け継ぐなんて……ナルトは悔しがってるかな? フフッ』

そして私は一番気になる妨害者の事を考えた

『十中八九…木の葉の忍…二班で来るかな? うち一つは絶対に…』

「第七班がくるよね…」

かつての私のチーム 自らの手でその関係を断ち切って来た 今更後悔はない 自分で決めたことなのだ

アマ『あまり深く考え込むと 寝過ごすぞ?』

「わっ! りゅ、龍神様?! 聴いてたの!」

アマ『お主の心の声がワシに聞こえて来たのじゃ 盗み聞きはしておらんぞ? 何か不安なのか?』

私は近くのベンチに腰を下ろし龍神様とお話した

『別に何も……ただ』

アマ『ただ なんじゃ?』

『今の私は強い…それはわかっています でも…私は"仲間”と戦えるのかなって』

私は心の中の不安を全て吐き出した

アマ『うむ…確かにお主は強い そして誰よりも優しい…故にその優しさが弱点となろう』

『…』

アマ『戦えるかどうかではない お主が選んだ道ならばこそ、戦はねばならんのだ! お主の望みの為にも』

『龍神様…』

アマ『さぁ……そろそろ宿に戻れ ワシはもう寝る』

そう言って龍神様はスゥーっと消えていった

「……お休みなさい 龍神様 さて! 宿に戻ろっと!」

私は心と気をを引き締めて仲間の元に戻った

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作者名:溝呂木 | 作成日時:2020年5月13日 16時

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