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142話 ページ50

ト「あ、あのぉ…みなさん?」

デ「お?トビ! ちょうどいい時に帰ってきたな!」

イ「先程、晩飯ができたところだ ん? Aはどうした?」

白「一緒じゃなかったの?」

ト「そ、それが…」

正直めんどくさいから黙っておこうと思ったが渋々オレは鬼鮫を呼び、ぐっすり眠るAを見せる

飛「あ? なんで寝てんだ? メシ食いすぎて寝ちまったのか?」

ト「いえ…それが…」

角「なんだ? はっきり言え」

ト「…実は…」

オレはみんなに事のいきさつを話した

皆「「なにィィィィィィィッ!!」」

…だから、言いたくなかったんだ

角「お前がいながら…」

飛「サイコーなシチュエーションじゃねぇか!」

デ「何言ってやがんだ!」

イ「まだ未成年だろ」

サ「そういう問題じゃねぇだろ…」

みんながワイワイ騒いでるので鬼鮫にAを部屋に寝かせてやってくれと頼んだ そして、オレはもっとも聞きたくはない質問を投げかける

ト「ところで…みなさん何を作ってるんですか?」

イ「決まってるだろ…晩御飯だ」

ト「……」

…アレが?!

デ「いやぁ、実はこのメンツでやるのは不安だったが、案外上手くできたぜ! うん!」

完全に食べた瞬間 強制的に豪火球を発動しそうなアレを上手くできた?

飛「せっかく作ったんだしよォ トビ、てめぇも食ってけよ ぜってーうめぇぞ! 名付けて! 超激辛チゲ鍋だ!」

ト「い、いや…ボクは…」

角「どうした? オレたちの作ったメシが食えないってのか?」

ト「………わかりましたよ…食べますよ…」

オレは圧力に押され、仕方なく食べることにした ゼツがみんなの分をお椀に盛り 配っていく 目の前に出されたのはチゲ鍋以上に赤々として熱気を放っていた まだ食べてもいないのに汗が止まらない

デ「な、なんか思ったより辛そうだな…うん」汗

飛「何言ってんだよォ これぐらいがちょうどいいんだよ!」

イ「では、さっそく」

皆「いただきます!」

みんなそれぞれ、大口で頬張った オレも意を決してチゲ鍋を口に放り込む……そして…

皆「ギャァァアアアッ!!/うわぁぁぁああッ!!」

怒号に等しい叫び声を上げた

デ「痛い! 痛い! 口が痛ぁいッ!」

飛「水〜ッ! 早く水〜!」

イ「許せ…サスケ…ゴホッ」

角「の、喉が…ゲホッ ゲホッ」

ゼツ「死ぬ死ぬ死ぬ!/シヌシヌシヌ!」


決めた…コイツらには絶対に…メシは作らせない…

心でそう呟いたあと、オレの意識は飛んだ

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作者名:溝呂木 | 作成日時:2019年9月14日 19時

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