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136話 ページ42

『これは…自来也さんの口寄せ! やられた…』

自「妙穆山の岩ガマの食道を口寄せした、お前らは所詮お尋ね者だ このまま岩ガマの餌にしてやる」

壁から出てきた肉は徐々にわたしの足にまとわりついてきた

ナ「どうなってんだよ…」

自「ナルト! お前はじっとしとれ 安心しろ、ワシの術だ」

イ「鬼鮫、A 来い ここは退くぞ」

わたしはその言葉に頷き刀でまとわりついた肉を削ぎ、イタチさんの後を追う

ナ「! Aッ!!」

わたしはその呼び掛けにうっかり反応して、足を止めた

ナ「なんでだよッ! なんでお前がそいつらなんかと一緒に行くんだよッ! オレたち木の葉の忍じゃねぇのかよッ!」

「……ごめんね、"ナルト”」

ナ「ッ!…」

わたしは拳を握り締め、ナルトの方に振り向き 最後の言葉を告げた

「わたしが木の葉に来たのは、アナタを監視するためなの、この日のために…いつでも捕えられるように」

ナ「……」

「これからは、もう仲間じゃない…わたしはあなたの"敵”になる」

ナ「……オレは…」

イ「A!」

「うん、今行く! じゃあね、ナルト」スタスタ

ナ「オレは_____!___!!」






鬼「まずいですねぇ…完全に周りを囲まれてしまいましたよ」スタスタ

「ごめん、わたしがモタモタしてたから…」スタスタ

イ「そんなことよりも、ここから出るのが先だ 何とかして出口を…ッ! お前達、後ろッ!」

「え?…うわッ!」

後ろを見てみると、肉の壁がものすごい勢いでこっちに迫ってきた そして、わたし達を追い越し窓の方まで伸びていく

鬼「壁の方が早いですねぇ、このままでは…」

イ「ならば…」

「イタチさん、ダメ! もう二回も写輪眼を使ってるんでしょう!」

イ「しかし…」

「わたしの竜遁で穴を開けるから、二人は端によって!」

そう言うと二人は頷き、端による わたしは素早く印を結び 術を唱えた

「竜遁・龍滅光ッ!」

久しぶりに使ってみたが、思いのほか上手くいき肉の壁にはぽっかりと穴があく

鬼「おぉ!」

イ「よし! このままアジトに戻るぞ」

「うん!」

わたし達は宿場町を抜けまっすぐにアジトの方角へ走る しかし、ここからでも距離があるため 途中で休みながら帰ることにした

わたしはふと、最後に聞いたナルトの言葉を思い出し目に涙を浮かべていた



ナ「オレはお前との約束…ぜってぇ忘れねぇからな! うんと強くなって、お前を木の葉の里に連れて帰ってやるってばよ!」

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作者名:溝呂木 | 作成日時:2019年9月14日 19時

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