モテモテ。 ページ30
「まあ。それなりにな?」
否定できやんくらい、モテる。
「…モテモテって、忠義くんぐらいになると、しんどそう。」
「しんどい。笑」
「やっぱり?笑」
他愛ない話してたら、ハンバーグきて、
食べる。
カフェで知れた。
Aちゃんは、好きなもんは最後に食べる派。
あと、いちご好きなんも。
ケーキの中なら、ショートケーキか
チーズケーキしか食べられへんのも。
カフェ出た俺ら。
今から海遊館。
歩き出す。
「Aちゃん。」
さっきは、無理やったけど
「ん?」
Aちゃんに、差し伸べる右手。
「忠義く、ん?」
赤い顔して見上げてくる。
「いまからまた、人が多いとこ、通るから、
またハグれたらあかんやろ。」
「え、、」
「手ぇ繋ご?」
Aちゃん真っ赤になった。
「うん。」
って小さい左手、俺の待ってた右手に
寄り添った。
ほんまは、嫌や。とか、無理って言われたら
やめとこうっておもてたし、気持ちも落ちるから
だからいま、内心むっちゃホッとしてる。
「うん…」
「いこ。」
つなぐ手
ぬくもり
愛おしくて。
「Aちゃん、手、離したらあかんよ?」
「がんばる。。」
頑張るってなんやねん。
そんなん、言われたら
俺が離さへん。
「あっ。」
「どうしたん?」
いきなり立ち止まるAちゃん、急に嬉しそうにして。
「この曲、A大好きやねん!」
賑わう街に聴こえる
クリスマスソングや、冬ソング。
そういえば、俺らの新しい曲。
偉い凄い人に書いてもらったらしい。
どんな曲やろ。
路上ライブで楽器使われへんから
亮ちゃんの親友のバーでバンドさしてもらって。
そこ有名なアーティストさんとか
作詞家さんとか作曲家さんとかむっちゃくるから。
目つけてもらえるか分からんけど、
つけてもらえるように、みんなで。
「忠義くん、」
あ、やば、むっちゃ自分の世界入ったわ。
「ごめん、なんやっけ?」
くしゃくしゃの笑顔で、
「まあ、いいや♪」
って言われた。
183人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「関ジャニ∞」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なずぅぅぅ - ∞クラユイ∞さんの小説めっちゃキュンキュンします!これからも、連載ガンバッテください! (2014年7月17日 21時) (レス) id: 8150416b76 (このIDを非表示/違反報告)
∞くらゆい∞(プロフ) - ありがとうございます!凄く嬉しいです!(^○^)まだまだ頑張ります(*^◯^*) (2014年1月29日 23時) (レス) id: 1c5c7fc78d (このIDを非表示/違反報告)
ぱる(プロフ) - はじめまして!いつも楽しくドキドキキュンキュンしながら読ませていただいてます!これからも応援してます! (2014年1月29日 23時) (レス) id: c6a301179f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:∞くらゆい∞ | 作成日時:2014年1月24日 1時