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あれから1週間ほど経った。
クラスのみんなは特有のグループを作り、グループ同士でつるむ。
私はもちろんひとり。
今日も課外授業。
「一緒に行こうね」「一緒にやろうね」
そんな声ばっかり。
そして私は、
『頭痛い。』
どうやら風邪をひいたようだ。
でも、休む訳にもいかず、課外授業に来たわけなのだが。
こういう日に限って討伐授業なのだ。
先生「では行きますよ…スタート」
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先生の、転送する方も体力がいるが、転送される側も体力がいる。
おかげで頭痛は酷くなり森の中1人体調が終わっている
寒気までし始めてきて、私は1人倒れた木に座り込んだ
『だめだ…悪いと思えば余計悪く感じる…』
いつもより魔力も感じないし
ローブ着てるのに寒いし
こんな時。友達とやらが居れば。何とかなるのだろうか…
って。何考えてるんだ。私は。
『…バカみたい。。』
父さんを憎んで、世界を憎んで、それでも皆は平和に生きて。
まるで私なんか要らなかったみたいだ。
このまま…消えてしまいたい。
『いっその事…殺して欲しかったよ。父さん』
…具合が悪いからなのか
それとも、他のみんなを羨ましいと思っているのか。
分からない
でも、この感情は寂しい時じゃないと出てこない
『アベル…兄さん…』
目元がふらつき、地面に体が叩きつけられた
瞼が重い。
このまま、消えればいいのに。
私はそのまま、目を瞑った
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mee(プロフ) - 続きがめっちゃ気になる🫣✨無意識?に違う方向に向かってた夢主ちゃんが可愛すぎて、、💞 (3月27日 12時) (レス) @page3 id: ea8fbd29c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うみちゃん | 作成日時:2024年3月27日 12時