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「イヤァァァァ」



泣きわめくマンドラゴラを睨むと、マンドラゴラは大人しくなった




フィン「いや、魔法じゃなくない…?」




マンドラゴラから薬を作る授業。



流石にひとりでは出来ないらしく、私はフィン君、ランス君と同じ班になった。




『できたもん勝ちでしょ。』



あれからフィン君にしっかり壁を作られた




まぁ。好都合だが。




ランス「次は刻むんだな。」




包丁を持って佇んでいるランス君。




『やるなら早くやって』



マンドラゴラを叩きつけると、ランス君は良いスピードで刻み始めた





フィン「…あのさ、Aちゃん」




『何』



フィン「な、何か辛いこととかあったら、言って良いんだよ?」




『辛いこと?話したところで解決できる内容じゃないのに話す必要なんてないよね。』




こんなことしか返せない私は最低なのだろうか。




自分でもわからない。



ランス「ここで喧嘩はやめろ。みっともないぞ。」




フィン「喧嘩というか…ごめんね、Aちゃん、無理に話さなくても、良いからね」




『別に』




あぁ、。こうやってまた壁を作るんだ




まぁ、話したらここにも居られないんだろうけど。




ーーーーーーーーーー



フィン「できたー!」



ランス「あぁ。なかなかの出来だな。」




嬉しそうに喜ぶふたりを置いて私は先生に自分の分を提出した




先生「OKです、お疲れ様」



『お疲れ様です。』





私は実験室を出て、1人廊下を歩いた




ランス「おい待て。」





『何。』




ランス「ありがとう」



『何が』



ランス「お前のおかげで綺麗にできた」




『別に』




ありがとう。か。




言われたことなんてないな。




なんかこう、胸の奥からポツっと湧き上がったこの感情はなんだろう。





嬉しいというものなのか。。なんなのか。





まぁ。知る由もないだろう。




私はエプロンを持ち直し、部屋へ向かった

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mee(プロフ) - 続きがめっちゃ気になる🫣✨無意識?に違う方向に向かってた夢主ちゃんが可愛すぎて、、💞 (3月27日 12時) (レス) @page3 id: ea8fbd29c8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:うみちゃん | 作成日時:2024年3月27日 12時

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