季節外れの向日葵

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初めて話した風磨くんは、



私と同じ感じがした。




色んな意味でね。




そして目の前に来た健人くん。




近くで見ても



やっぱり似てる。





顔が似てるとかじゃなくて、




雰囲気が似てる。





健人「ねぇ、名前なんていうの？」




私「あ、Aです。」




風磨「俺の時と態度違ぇー。」




私「うるさいし。」





そんな会話の間にも、




ニコニコ笑ってる健人くん。





思わず見惚れちゃう。









美勇人「どうだった？生健人は。」




私「美勇人よりかっこいい。」




美勇人「一言多いよ。


はい、焼けたよ。」




私「もっと食べる！」




美勇人「はいはい。」





帰り道に二人で焼肉。




もちろん美勇人の奢りで。笑




美勇人「ねぇ、気になってた事あるんだけど。」



私「何？」






美勇人「健人好きなのって、



あの人に似てるから？」




予想外の質問。




まさか美勇人が気付いてるなんて思わなかった。





私「だったら何？」




美勇人「いや、、、




はい、焼けた。」





美勇人が心配してくれてるのは、




痛いほどよくわかる。





私が一回きりの関係を続けてるのも、




全部知った上で見離さないでいてくれる。





悪いなとは思うけど、





こればっかりはどうしようもない。

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