季節外れの向日葵

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夏休みの後半はレポートに終われ、




あっという間に夏休みが終わった。





咲いていた向日葵はなくなり、




私の気分も少し下がった。





健人くんは北海道から帰って来たみたいで、




久しぶりに会った時に




大量のお土産をくれた。




どれにしようか迷って全部買っちゃったって。笑





あの旅行以来、



風磨からの連絡はなかったけど、




特に気にしてなかった。






私「あ、風磨だ。


久しぶりー！」




風磨「あぁ。」




私「黒くなったね。笑」




風磨「あぁ、まぁな。」





明らかに態度の違う風磨にイラっとしたけど、




機嫌悪いのかなって。









「風磨くーん！」




夏休みが明けた時くらいから、



風磨が女の子と一緒にいるのをよく見かけるようになった。





腰まで伸びた真っ直ぐな黒髪に、



すらっとした長い脚。





綺麗な顔と、




女の子らしい話し方。





前にチラッと見た雑誌に書いてあった




風磨のタイプにピッタリ。





彼女かな？なんて思った。






まぁ別に気にならない。




って言ったら嘘になるけど。






気持ちに答えられないくせに、




私に言ってくれた言葉は嘘なのかなって。






やっぱり祐介のトラウマがあるから、




男の人を信じるのは無理みたい。

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