季節外れの向日葵

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二日目は海でバーベキューしたり、



ビーチバレーやったり、



変わらず海を満喫した。





みんなが海で騒ぐ中、




眠そうな風磨はシートに寝転がる。






風磨「あー、帰りたくねぇ。」




私「一生ここにいれば？笑」




風磨「お前も道連れな。」




私「やだよ。笑」




風磨「俺、結構ガチだったんだけど。笑」





ちょこちょここう言うこと言ってくるようになった風磨。





なんか、




健人くんと似てきた？笑





風磨「そう言えば昨日からネックレスしてねぇじゃん。」




私「無くしちゃったら嫌だから外した。」




風磨「もう、付けなくていいよ。」




私「えっ？やだよ。」





何でそんなこと言うの？





風磨「あれ見てると、ムカつくんだよ。


あの時のお前の顔思い出すから、イライラする。」





あの時って、




きっと祐介に会った時。





私「何で？風磨がムカつく意味がわかんない。」




風磨「好きだからに決まってんだろ。」





そんな真っ直ぐな風磨の言葉に、



涙が流れた。





私「、、何で、、、ッ」




自分でも何で泣いてるかなんてわからない。





でも、




夢で見た温かい気持ちと被ったような気がした。






風磨「ごめん。」





頭を撫でながら謝る風磨。




きっと自分せいだって勘違いしてる。








でも、違うよって言葉に出てこないせいで、





これからの風磨との関係が





少しずつ崩れ始まることになるなんて、







この時の私達は知らなかったんだ。

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