Warmth〜私だけの...〜

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そしてまた、



いつもの日常が始まった。




ただ違うのは、



梨花「Aちゃーん！」



梨花ちゃんに懐かれたこと。




梨花「ご飯一緒に食べよ？」


私「えっ？風磨と一緒じゃないの？」


梨花「三人で食べるんだよ！」


レナ「あ、はいはい、いってらー。」



レナはうるさいから早く連れてけって感じで手を降った。




渋々梨花ちゃんについて行き、



屋上のドアを開けると、



風磨が横になっていた。




私を見るなり、



一瞬はっ？て顔したけど、



やっぱりすぐに視線は逸らされた。




梨花「あっ！飲み物忘れちゃった！ちょっと持って来るね！」



勢い良く立ち上がり、



急いで屋上を出て行った梨花ちゃん。




風磨「今日、夜来る？」


私「行かない。」



冷めてるフリをするのは、



気持ちを隠す為。




風磨「じゃあ、俺が行く。」




そう言って軽くキスをされる。



私「だから、バレるから。」


風磨「大丈夫。」




そんなテキトーな返しでも信じちゃうのは、



それだけ風磨を信用してるから。




何回かキスをすると、



風磨「このままサボろーぜ。」



なんて誘ってくる。




梨花ちゃんがドアを開ける音と同時に離れ、




今回だけは梨花ちゃんに感謝した。




三人だと特に話すこともなく、



話しかけられたら答えて




その場をしのいだ。

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