助かった第二王女とまだ終わらない戦い ページ8
「ベロニカ姉様！どうして……？姉様は…だって……」
バイゼルで命を落としたはずの第二王女・ベロニカ姫は、松葉杖をついて私たちの前に現れた
「バイゼルで皆さんと別れた後、突然目を覚まされたのです」
「あんたとユーリのおかげだよ」
エリーが無意識に発動していた女神の使徒の力が、ユーリが放った魔力が、ベロニカ王女の命を救ったのだ
「姉様…良かった…本当に……！」
「泣き虫だなぁ、エリーは」
「＿＿＿＿＿＿あら…生きていらしたのね、ベロニカ・リオネス第二王女様？」
ゾクッ、と背筋が凍りつくような声と気配を感じ、上を見上げると２枚の翼をはためかせて空に浮かぶ女神族・アデライドと漆黒の翼をはためかせて空に浮かぶ栗色の髪の男性、それと淑やかな笑みを浮かべたマリーがいた
「あんたは……！」
「お下がり下さい、ベロニカ様！！」
ベロニカ王女から私に視線を向けたアデライドは、見定めるような目つきで私を見つめる
「へぇ…覚醒したのね、〈霊魂の天使〉様？」
「…何か問題でも？」
「
ユーリは…私が覚醒するのが嫌だった？なら、どうして私に力の扱い方なんて教えたのかしら？それで覚醒するかもしれないのに……
「フォスター公爵、どうしてあなたが……！」
「エリザベス王女、我々はアデライド様のご意思に従うだけ。その為に邪魔な者たちは全て排除してきた」
「やはり…シャーロットはお前が……」
辛そうに顔を歪めてフォスター公爵に告げる国王陛下。そんな
「どういうことだい、父さん？」
「公爵がシャーロットをどうしたと言うの？」
「…11年前、ユーリを嵌めたのはお前だな、フォスター公爵よ」
瞳に抑えきれない怒りを宿し、フォスター公爵に告げた国王陛下の言葉に場の雰囲気が一気に張り詰めた
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pomme(りんご)(プロフ) - 瑠李さん» 返信ありがとうございます。また何かありましたらお教え頂けますと幸いです (2021年7月4日 20時) (
レス) id: cf9e4ba859 (このIDを非表示/違反報告)
瑠李(プロフ) - ありがとうございます！今読みました。これからも面白い小説頑張ってください！応援してます！ (2021年7月4日 19時) (レス) id: 88c711d3e6 (このIDを非表示/違反報告)
pomme(りんご)(プロフ) - 瑠李さん» コメントありがとうございます。今、消しましたのでご覧頂けると幸いです (2021年7月4日 19時) (レス) id: cf9e4ba859 (このIDを非表示/違反報告)
瑠李(プロフ) - 国王陛下の帰還が同じセリフがあります (2021年7月4日 19時) (レス) id: 88c711d3e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アストライアー | 作成日時：2021年7月3日 22時
