ぜってぇ！オレのもんにする！！(ﾆｶｯ)【佐野万次郎】

PLAYLIST43 ページ44

ﾏｲｷｰ「ちょっといつもより早く着きそう」

連絡しようと思ったら

先に着いたので待ってます！いつもありがとうございます♡

というメッセージが来ていた事に気がつく

ﾏｲｷｰ「マジか…笑 オレいつもより早く着いてんのに先にいるとか」

りょーかいっと送って足早にいつもの場所に行くと
横たわるヒトカゲ


ﾏｲｷｰ「…っ！！」

すぐに誰かわかった

ﾏｲｷｰ「A！！！」

うつ伏せの彼女を起こすと

ﾏｲｷｰ「！！」

喉付近から血が流れていて
息も浅い

オレはすぐに救急車を呼んだ

救急車はすぐに到着し病院に到着すると
緊急手術が始まった


Aの両親の連絡先を知らなかったので
震える手で
従兄弟のちふゆに連絡するとすぐに駆けつけてくれた

千冬「はぁはぁ…マ、マイキーくん！Aは！？」

汗だくで慌てる千冬を見て

ﾏｲｷｰ「くっ…ぅ…ごめん…千冬…オレがもう少し早く行ってれば…こんな…今緊急手術してて…うっ…」

悔しくて悔しくて…
涙が出てきた

千冬「…ぐっ…なんで！Aが！…くそっ！！！」


しばらくするとランプが消えた

千冬「先生！Aは！？」

医師「とりあえず一命は取り留めましたが…」






Aの病室

ピッピｯ


オレは眠るAの手を握りながら
目覚めるのを待った


医師 「一命は取り留めましたが…もう一度今まで通り歌えるか…」

頭を鈍器で殴られるくらい衝撃な言葉を言われた

いや、オレよりもAが起きた時にこの事実を伝えなければならない…


ﾏｲｷｰ「…くっ…ごめんな…A」

オレは…守ると約束したのに…

守るどころか
Aから1番守らなければいけないモノすら守れなかった


ガラッ

千冬「…マイキーくん…今Aの両親に連絡しました。すぐに戻ってきてくれるそうです…あと、マネージャーさんにも連絡しといたので…しばらく芸能活動は休止をする判断がでました」


ﾏｲｷｰ「…ありがとう。千冬」

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