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集会後の歓談 ページ41

思ったよりも出た大きな声に
その場にいたメンバーが
驚いたような表情でAを見つめた

場地「な、なんだよ。いきなり」

マイキー「何、何?やらし〜写真?」

ドラケン「お〜ぃ、やめろよ。マイキー」

からかうように言ったマイキーの言葉に
Aはもちろん
エマも焦ったように否定する

A「違う!」

エマ「ちょっと!マイキー!私のコレクションに下ネタ辞めてよ!!」

マイキー「何だよ。じゃあ見せろよ」

携帯を覗き込もうとするマイキーに
Aとエマは逃げるように立ち上がり
携帯を奪われまいと胸の前でグッと握りしめた

パーちん「そんな必死になってっと怪しいぞ。三ツ谷も気になるよな?」

三ツ谷「気になるっちゃあ気になるけどなぁ…」

ドラケン「だからって嫌がってるしなぁ…」

気にはなるがどうしたものかといった様子の
三ツ谷とドラケンは警戒する女性陣を
チラッと見て反応を伺う

視線を感じたAとエマはさらに取り乱して叫んだ

A「こ、これは乙女の秘密なの!」

エマ「乙女の秘密を暴こうとするなんて変態!」

三ツ谷「…っ乙女の秘密じゃしょうがねーな!」

ドラケン「あぁ、乙女の秘密じゃしょうがねー。秘密は女のアクセサリーつーからな」

千冬「そうっすね!女性の秘密を受け入れてこその男の器ですから」

様子を伺っていた三ツ谷とドラケン
どうするべきかキョロキョロとしていた千冬
変態の汚名を恐れる男子中学生の綺麗な方向転換

マイキー「あ!きったねー!ケンチン」

ドラケン「ばっか、俺ら別に秘密暴こうとしてねーよ」

三ツ谷「あぁ、気になってたって無理強いしてねーからセーフセーフ」

場地「千冬までちゃっかりそっち側にいるじゃねーか」

千冬「すんません、場地さん。やっぱ変態は怖かったっす。でも変態を恐れない場地さんは、やっぱカッコイイと思います!」

場地「いや、そんなつもりねーよ」

パーちん「その言い方だと場地、変態と対峙してる事にならねーか?」

場地「あ?あ〜、それは…倒せそうだな」

千冬「そん時は俺もご一緒します!」

わちゃわちゃと男性陣が騒ぐ中
Aとエマは心を落ち着けコソコソと話していた

A「エマちゃん、これは」

エマ「いやぁ〜。本当は他にもあるんだけど、そっちにはケンちゃんが写っててさ。いくらAさんでもケンちゃんの写真はあげられないから、マイキーので我慢して」

A「それは全然構わないけど…」

集会後の歓談2→←猫好き同盟が築かれるまで(回想)3



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くらら(プロフ) - あさん» ご指摘ありがとうございます (2022年6月12日 13時) (レス) id: 10f98cb4da (このIDを非表示/違反報告)
- 三ツ矢ではなく三ツ谷です…。作品自体は面白いので少し勿体ないような気がしました🙇‍♀️💦 (2022年6月12日 12時) (レス) @page5 id: 645db5c9a0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くらら | 作成日時:2022年5月30日 3時

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