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『うわー結構人いるね!』
東条「まぁ、告るやつとかいるしな」
そういって東条はうちのクラスの人たちの方へ行くのでついていく。
堀江「あー!A!どこいたの?」
『ん?お化け屋敷』
東条と私を見て何かひらめいたようにパッと顔が明るくなるもも。
堀江「え?!もしかして…」
多分ももの言うもしかしては{もしかして東条とまわってるの?!}って意味。
『まぁ、頑張ったんでね笑』
堀江「すごいじゃーん!どう?距離縮まった?」
『んー、分かんないや笑』
堀江「えー?」
東条は…明智と若林くんの方。
じっと見てたら若林くんが気づいて
若林「百瀬さん!こっちで一緒みる?」
『!?いいの?』
若林「もちろん!」
ももと別れて若林くんたちの方へ行く。
若林「百瀬さんって分かりやすいよね笑」
『え?!な、なにが?』
くるっとこっちに向きなおして若林くんがニコッと微笑む。
若林「好きなんでしょ?東条のこと。」
東条に聞こえないように小さめの声で言ってくれる優しさに感謝。
『な、んで知ってるの?』
若林「見てればわかるよ?クラスの中で知らない人のが珍しいもん!あ、でも大丈夫!東条は気づいてないから。あ、あと川崎さんも笑」
『私ってそんな分かりやすい?』
若林「うん、すごく笑」
そうなんだ。
気を付けよ笑
ステージ上では、愛を叫ぶ人、ごめんなさいする人、秘密をカミングアウトする人たちがいた。
本当にすごい勇気だと思う。
そんななか、スタイルのいいショートカットの女の子があがってくる。
ん?女の子?
いや、光岡だ。
けど、どうして女子の制服???
光岡「僕は、…私は!!!女の子の格好がしてみたいって今回の文化祭ではっきり気づいた!皆はきもいと思うかもしれないけど、私はこれからは女の子の格好で学校に来ようと思ってる。だから…居たいように居る宣言です。」
少し伏し目がちに、でもしっかりと光岡は言った。
なんか応援したくなった。それと同時にあかねの恋はどうなるんだろうとも思った。
明智「いいぞー!光岡!!!」
明智の声を筆頭に盛り上がる会場。
次はなんと原田先生らしい…。
けど、ステージに上がってきたのは顔色の悪い汗まみれの先生だった。
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ゆる(プロフ) - Miraiさん» わぁ!そうなんですね!出会えて嬉しいです笑 見つけてくださりありがとうございます!めちゃくちゃ嬉しいです!そろそろ移行するのでぜひ続きも読んでくださると嬉しいです! (2019年8月16日 23時) (レス) id: 5603e48ba1 (このIDを非表示/違反報告)
Mirai(プロフ) - 最近みっちー好きになって俺スカの小説探してたら出会いました!とっても面白いです!完結まで頑張ってくださーい! (2019年8月15日 19時) (レス) id: e75f75ab25 (このIDを非表示/違反報告)
ゆる(プロフ) - るはさん» るはさんご意見ありがとうございます! (2019年7月27日 8時) (レス) id: 5603e48ba1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆる(プロフ) - れいさん» れいさんご意見ありがとうございます! (2019年7月27日 8時) (レス) id: 5603e48ba1 (このIDを非表示/違反報告)
るは - 東条オチがいいと思います。あくまでも私の意見です。 (2019年7月26日 1時) (レス) id: 9bfba16571 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆる | 作成日時:2019年6月16日 17時