嫉妬大作戦 ページ26
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『出久ぅ〜』
幼い頃からの癖で、つい出久に愚痴ってしまったのがことの発端。
そこにお茶子ちゃんがいるということを忘れていた。
麗「へぇ〜、爆豪くんが冷たいんや」
『あ、いや、大したことじゃないんだよ？私は冷たい勝己でもどんな勝己でも大好きだから別にいいんだけど…』
麗「そやけど、わざわさデクくんに相談するって、やっぱり爆豪くん…」
何やら怪しい笑みを浮かべているお茶子ちゃん。
緑「それはね、Aちゃんよく僕に相談とかしてくれるんだ。っていうか、僕に相談してくれる悩みは大したことないケースが多くて…」
お茶子ちゃんに説明したあと、私の方を向いて、
緑「大事なことはいつも言ってくれないよね。いつも1人で抱え込もうとする。」
ちょっと怒ったようにそういう。
『すいません…でも出久もだからね！？すぐ抱え込むのは！』
麗「もう！話が脱線してる！」
バンっと机を叩くお茶子ちゃん。
緑「う、うん。だからね麗らかさん。僕にこうやって愚痴ってるうちは大したことなくて…」
私も出久と共に頷く。
麗「それが大したことかもしれへんやん」
『どういう事？』
私がそう聞くと、お茶子ちゃんはいつになく真剣な顔で答えた。
麗「あるやん！カップルの冷め期！」
数秒時間が止まる。
緑「う、う、麗日さん！？まさか僕達も冷め期だなんて言わないよね！？」
挙動不審になる出久。
麗 ｢なってへんよ！でもAちゃんと爆豪くんはずっと一緒にいるから、もしかしたらって…｣
緑「良かった…じゃなくて！Aちゃんが屍になってる！」
私の頭の中で“冷め期”という3文字が頭の中でぐるぐる回る。
麗「大丈夫Aちゃん！私が爆豪くんのAちゃんへの愛を再確認させてあげるから！」
『…どうやって？』
私勝己に捨てられたら死ぬんだけど。
麗「その名も嫉妬大作戦や！」
緑「し、嫉妬？」
麗「Aちゃん、爆豪くんに嫉妬されてる？最近。」
最近勝己に嫉妬…
『されてない、気がする…』
緑「(それ、かっちゃん嫉妬してるの気づかれないようにしてるだけだと思うんだけど…これ言ったらかっちゃんに殺されるし…)」
こうして、謎にお茶子ちゃんが乗り気になり、私たちの勝己嫉妬大作戦が始まった。
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ゆずな - え、好き(唐突な告白) (10月12日 22時) (
レス) @page30 id: f39121074c (このIDを非表示/違反報告)
895(プロフ) - はじめまして！とても楽しく拝読させていただきました！続きがとても気になります！更新はされないのでしょうか？ (2021年9月30日 4時) (レス) @page30 id: 3df3c77abb (このIDを非表示/違反報告)
そふぃ。 - すいません、あの、ディズニーラ○ドの所、ネズミーランドとかに変えた方が良いかと、笑 (2020年3月5日 13時) (レス) id: 261bdb2ea0 (このIDを非表示/違反報告)
yurirol0305(プロフ) - ゆきさん» とっても嬉しいですー！ありがとうございます！！ (2020年1月28日 7時) (レス) id: 9e39a449bb (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - ありがとうございますーっ!!!読んでいて思わず頬がゆるみました･･･!いつもステキです(*´`) (2020年1月27日 23時) (レス) id: 97535b3701 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yurirol0305 | 作成日時：2019年9月29日 23時
