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No side
“敵の狙い2つ判明！！生徒のかっちゃん、疾風さん！かっちゃんと疾風さんはなるべく戦闘を避けて！単独では動かない事！
分かった！？かっちゃん！疾風さん！”
「かっちゃんかっちゃんうるせんだよ……頭ん中でよぉ！！」
戦闘許可が降りた時、爆豪と轟は敵と交戦を開始した
「不用意にツッコむんじゃねえ！聞こえてたか！？お前と疾風狙われてるってよ」
「…クソデクが何かしたなオイ…
戦えっつったり戦うなっつったりよぉ〜〜〜〜〜〜ああ！？」
爆豪が再び攻撃を仕掛けたが、氷で防いだ刃が伸び、爆豪に襲いかかる
轟は氷結で攻撃するが、相手は刃を上手く使いながら空中へと避けていった
「地形と個性の使い方がうめえ…」
「見るからにザコのひょろがりの癖しやがって。んのヤロウ…！」
「相当場数踏んでやがる……ここででけえ火使って燃え移りでもすりゃ、火に囲まれて全員死ぬぞ。わかってんな？」
「喋んな。わーっとるわ」
退こうにも行く先には毒ガスがまん延している
その後、敵は暴走した黒影により撃退
重体の緑谷と、それを運ぶ障子とも合流した
轟達の個性で黒影を無力化した
「てめえと俺の相性が残念だぜ」
「…すまん助かった」
常闇は現状を理解し、緑谷が説明を始めた
「とにかく…プロ2名がいる施設が最も安全だと思うんだ」
「成程、これより我々の任は爆豪を送り届けること…しかし疾風はどうする」
「かっちゃんを守りつつ探す手順で！で、そのルートなんだけど…
広場は依然プッシ―キャッツが交戦中。道なりに戻るのは敵の目につくしタイムロスだ。真っ直ぐ最短がいい」
「敵の数分かんねえぞ。突然出くわす可能性がある」
「障子君の索敵能力がある！そして轟君の氷結…更に常闇君さえ良いなら、制御手段を備えた無敵の黒影…
このメンツなら正直…オールマイトだって怖くないんじゃないかな…！」
置いてけぼりの爆豪がこの状況にキレないはずもなく
「何だコイツら！！」
「お前中央歩け」
「俺を守るんじゃねえクソ共！！」
「行くぞ！」
「無視すんなあ！」
「ちゃんと着いてこいよ」
「命令すんなあ！！」
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作者名：やきなす | 作成日時：2020年10月4日 17時
