相澤先生と一緒に住んでる女の子が雄英高校に入学しました・続【爆豪勝己】 (ページ19)

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「連名事務所を構える４名一チームのヒーロー集団！山岳救助等を得意とするベテランチームだよ！キャリアは今年でもう12年になる……」

「心は18！」

「へぶ」

緑谷君…年齢については触れちゃダメだよ…

「ここら一帯は私らの所有地なんだけどね。あんたらの宿泊施設はあの山の麓ね」

おっと？これは…

「遠っ！」

「え……？じゃあ何でこんな半端なとこに……」

「いやいや……」

「バス……戻ろうか……な？早く……」

何かを察知した皆は後ずさりをする

「今はAM9:30、早ければぁ……12時前後かしらん」

「ダメだ……おい……」

「戻ろう！」

「バスに戻れ！早く！」

「12時半までに辿り着けなかったキティはお昼抜きね」

「悪いね諸君、合宿はもう始まってる」

あぁ、嫌な予感的中

ゴゴゴゴ……と地面が揺れグアッと一気に土が盛り上がり

土に飲み込まれたまま柵を乗り越え森へと落下した

「私有地につき¨個性¨の使用は自由だよ！今から三時間！自分の足で施設までおいでませ！

────この……¨魔獣の森¨を抜けて！」

『嘘でしょ…』

「¨魔獣の森¨……！？」

「なんだそのドラクエめいた名称は……」

魔獣の森……確かに薄暗くて雰囲気は出てるけど…

ここから施設まで歩いて行けと……！？

「雄英こういうの多すぎだろ……」

「文句言ってもしゃあねぇよ、行くっきゃねえ」

峰田君はトイレを我慢しているのか、1人足早に走っていった

その先に大きな足音………足音？

『……な…』

「「魔獣だーーー！？」」

魔獣の森ってそゆこと！？

「静まりなさい獣よ、下がるのです」

「口田！」

生き物を操る個性をもつ口田君の個性はどうやら効かないようだ

『！』

その時、魔獣の身体から土塊が落ちた

成る程……この魔獣はピクシーボブの"土流"によって作られたもの…

だから個性の使用が可能って訳ね……

緑谷君、飯田君、爆豪君、轟君が率先してまず一匹目の魔獣を倒した

『皆で協力して、進めって事ね…！』

「どうやらそうみたいですわね」

『…よし』

頑張って宿泊所まで行くぞ！