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別れ2 ページ10

『篠原です。少しお時間よろしいでしょうか?』



ノックして尋ねると、大我くんがニッコリ笑って開けてくれた。



大我『どうしたの?そんな他人行儀に(笑)早く入りなよ』



『、、うん。ありがとう』



樹『お!どうした〜?』



『あの、、えっと、、』



ジェシー『haha!分かった分かった!北斗〜!!お前だろ?』



北斗『ん?どうしたの?あ〜、、ちょっと向こう行く?』



皆んなの視線を気にしてか、控え室の外を指した彼。



それを察した皆んなは、逆に部屋を出ようとしてくれていた。






『あの、みんなこのままで良いから。話、、してもいいかな?』




5人が椅子に座って、私はほっくんを部屋の隅に誘った。



自分でも、非常識すぎる別れ方だと思う。



でもどうか許して。



こうでもしなきゃ、あなたから離れたくなくなるの。





『ほっくん。あのね、、私、今日付で事務所を辞めることにしたの。
だから、、別れて下さい』




『いや、何で!?何それ?アイツの、、姫野さんのせい?もしかして、また何かされた?!』



ほっくんの声に、みんなも驚いて駆け寄ってくる。



高地『北斗、とにかく落ち着けって。ちゃんと話聞こう?な?』



樹『、、そうだな。まずは俺達も落ち着こう』




北斗『悪かった。聞かせて?Aの話、、』

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作者名:恋柱 | 作成日時:2021年6月17日 18時

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