別れ2 ページ10
『篠原です。少しお時間よろしいでしょうか?』
ノックして尋ねると、大我くんがニッコリ笑って開けてくれた。
大我『どうしたの?そんな他人行儀に(笑)早く入りなよ』
『、、うん。ありがとう』
樹『お!どうした〜?』
『あの、、えっと、、』
ジェシー『haha!分かった分かった!北斗〜!!お前だろ?』
北斗『ん?どうしたの?あ〜、、ちょっと向こう行く?』
皆んなの視線を気にしてか、控え室の外を指した彼。
それを察した皆んなは、逆に部屋を出ようとしてくれていた。
『あの、みんなこのままで良いから。話、、してもいいかな?』
5人が椅子に座って、私はほっくんを部屋の隅に誘った。
自分でも、非常識すぎる別れ方だと思う。
でもどうか許して。
こうでもしなきゃ、あなたから離れたくなくなるの。
『ほっくん。あのね、、私、今日付で事務所を辞めることにしたの。
だから、、別れて下さい』
『いや、何で!?何それ?アイツの、、姫野さんのせい?もしかして、また何かされた?!』
ほっくんの声に、みんなも驚いて駆け寄ってくる。
高地『北斗、とにかく落ち着けって。ちゃんと話聞こう?な?』
樹『、、そうだな。まずは俺達も落ち着こう』
北斗『悪かった。聞かせて?Aの話、、』
1044人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:恋柱 | 作成日時:2021年6月17日 18時