記憶2 ページ6
甘い声が響くベッドの上。
ほっくんの全てを忘れすにいたい、そう思うだけで、今まで以上に感じてる。
『はっ、、んっっ。なんか、今日のA、めちゃくちゃエ ロいな、、。すっごい興奮する』
『もう、、。恥ずかしいよ、、。んあっ、、!ほっくんは、今日もかっこいいね』
『ふふ。ありがと』
お互いの熱が昂るままに、何度も愛し合って。
ーほっくん。私のこと、忘れないでー
自分勝手な願いを、心の中で呟いた。
ー翌朝
暖かい温もりを感じて、目を覚ました。
『ふふっ(笑)』
昨日の男らしい顔が嘘みたいに、私をギュッと抱きしめる、可愛い寝顔のほっくん。
起こさないよう、そっと腕をどけて、朝食を用意して。
しばらくして起きてきた彼と、のんびりした時間を過ごす。
『あ。そうそう!今度新曲でるでしょ?その振付決まったんだけど、見る?』
『そうなの?うん、見たい!』
マネージャー業から離れてる私の為に、自宅練習用に録画したレッスンDVDを見せてくれた。
『、、どう?』
『うん!最高です!』
『良かったぁ〜。Aが復帰するまでに、もっともっとカッコ良く仕上げとくから、期待してて?』
ニッコリと笑うその顔に、胸が痛んだ。
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作者名:恋柱 | 作成日時:2021年6月17日 18時