続・推しのマネージャーになりました(松村北斗) (ページ45)

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Life Time2 ページ45

『そうか、、。ちなみに２人はいつから恋人に？』

『１年前くらいからです。覚えてますか？アメリカにプロモーションで訪れた時の事』

『勿論。緊張したよなぁ』

『あの時、パーティー会場で偶然再会したんですよ。彼女、事務所を辞めた後、アメリカで働いていて。
それで俺が猛アタックして付き合う事になって、先日、日本に帰ってきてもらいました』

ほっくんは、あくまでも再会してからの交際だと嘘をついてくれた。

真剣に話を聞いてくれたチーフも、私がもう一般人であること、遠距離恋愛を経ての今日だということを考慮してくれて、交際を認めてくれた。

『北斗に彼女が出来たっていうから、てっきり女優さんやアイドルかと思ってたら。
まさか、元マネージャーの篠原さんだなんてなぁ。
まだ驚いてるけど、俺は安心したよ。篠原さんなら、変な匂わせみたいなのもしないだろうし』

『勿論です！彼や、彼のファンの皆さんを傷つけるようなことは絶対にしません。
お付き合いすることは、、裏切りになってしまいますが、わきまえて行動致します』

しっかりと約束した私に、チーフも笑顔で大きく頷いてくれた。

『よし！分かった。２人ともこれから大変なことも沢山あるだろうけど、頑張れよ！』

『『ありがとうございます！』』

ホッとして、何より嬉しくて号泣する私を、ほっくんが抱きしめてくれて。

『俺、これからもっともっと仕事頑張りますから』

そう強く宣言した。