検索窓
今日:36 hit、昨日:16 hit、合計:119,128 hit

stand by me2 ページ42

北斗side



俺の存在に気付いて、駆け寄るA。



慌ててその荷物を受け取って、静かに見つめ合う。



この世界に俺達しか存在しないような、そんな錯覚さえ覚えるほどに、彼女しか見えない。



ますます綺麗になったAの瞳からは、静かに涙が溢れて、その体を強く強く抱きしめた。





『、、おかえり。ずっと、ずっと逢いたかった。
もう、二度と離さない。愛してる』




『ただいま、、。私も、もう離れない。ほっくんが大好き』




大好きな人が目の前にいる。それだけで、こんなにも幸せで。




2人小さく微笑みあって、俺のマンションへと向かった。







『あれ?前と変わったの?』



『うん、前の部屋は一緒に住むには手狭だったからさ。セキュリティも考えて引っ越したんだ』



以前よりも少しだけ豪華になったマンションは、他の住人と顔を合わせることがほぼ無い。



ここなら、Aを守ってやれると思った。



得意気に案内する俺を、Aはニコニコと嬉しそうに、優しく見つめる。



うん、この笑顔が大好きだ。



初めて会った時から、安心出来るその笑顔が。



部屋の鍵を閉めたあと、俺達は1年ぶりのキスをした。






それだけで満たされるような、甘い甘い口づけを。

stand by me3→←stand by me



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (197 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1044人がお気に入り
設定タグ:SixTONES , 松村北斗
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:恋柱 | 作成日時:2021年6月17日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。