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stand by me ページ41

北斗side



時間って、こんなにも経たないものだっただろうか。



Aを乗せた飛行機が到着するまで、あと少しだというのに。



今、以前のAのように俺にメインで付いてくれている高橋くんにお願いして、今日は夕方からの仕事を無しにしてもらった。



到着は20時の予定って聞いたから、早めに空港に着いて駐車場で待ってるけど、久しぶりにこんな感覚になっている。



いつもなら、あっという間に時間が過ぎて、睡眠時間さえギリギリなんだけどな。





A、、。早く逢いたい、抱きしめたい。



一年間、本当に長かったよな。



遠距離恋愛なんて初めてだったけど、今日まで頑張ってこれたのはやっぱりAとだったからだと、改めて実感して。



ソワソワしながら待っていれば、漸く鳴り響くAからの着信。





『もしもし、ほっくん?あのね、今ー』



『待ってる。』



その愛しい声さえも遮るほどに、気持ちが溢れて。



『え?』



『いるんだ、空港に。駐車場で待ってる』



『、、嘘。私のために、、?』



『それ以外にないでしょ(笑)空港の中まで行けなくて申し訳ないけど、待ってるから』



『うん!すぐ、、すぐに行くね!』



駐車場の場所を伝えて、待つこと15分。



大きなスーツケースを引きながら現れた、愛しい人。



急いで車から降りて、手を振った。

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作者名:恋柱 | 作成日時:2021年6月17日 18時

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