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恋の行方 ページ38

『みんな、、お久しぶりです』



あれから、本当に来てくれたSixTONESのみんな。



懐かしい再会に思わず涙ぐんだ私に、みんなは相変わらず優しくて、温かい言葉を沢山かけてくれた。



ほっくんとの事も、すごく喜んでくれて。



みんなに冷やかされながら2人で照れ笑いしつつ、これまでの話や、世界デビューのお祝いを伝えた。





京本『で、Aちゃんはさ?日本に戻るつもりはないの?また北斗と付き合うんだし、一緒にいたいでしょ?』




『うん、、。そうだね、一緒にいたいけど、契約期間とかあってすぐに仕事は辞められないし、また迷惑かけたくないし』




北斗『あ、あのさ!』

 


ほっくんが勢いよく手を挙げる。




北斗『俺は、、Aが帰ってくるまでずっと待つから。今度は絶対守り抜くし、苦しませない。約束する。
だからさ、日本で一緒に住もう?』




一緒に、、?




驚きすぎて声が出ない私をよそに、みんなは大はしゃぎしてる。




ジェシー『いいじゃん!そうしちゃいなよ!』



高地『うん。しばらくは遠距離になるだろうけどさ、2人なら大丈夫だろうし。ゆっくり帰ってきなよ!』



みんなの後押しと、ほっくんの気持ちが嬉しくて、私は日本に帰る決心をした。



やっぱり、大好きな人の近くにいたいから。



今の仕事の任期満了まであと1年。



長いけど、頑張らなきゃ。







ホテルに帰るみんなを見送った後、なぜか1人だけ残った彼。



『一緒に帰らなくていいの?明日、早いんでしょ?』



『そうだけどさ。またしばらく逢えないから。ちょっとだけイチャイチャして帰ろうかなぁって』



『ありがとう。嬉しい、、』



その感触を忘れないように、きつく抱きしめあって、何度も何度もキスをした。

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作者名:恋柱 | 作成日時:2021年6月17日 18時

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