検索窓
今日:21 hit、昨日:58 hit、合計:119,171 hit

それぞれの道4 ページ17

北斗side



今で良かったのかもしれない。



Aから突然に別れと退職を切り出されて、それで彼女が前向きに生きていけるならと、精一杯の格好をつけて別れた。



Aが最後にチェックしてくれた、新曲の発売はもうすぐで、時間は嵐のように過ぎていく。



レコーディング、MV撮影、することは無限にある。



その全てに全力で挑んで、絶対にミリオンを出すんだと、毎日を必死に過ごした。



team SixTONESのみんなには勿論、願わくばAにも届きますようにと祈りながら。



そんな思いはメンバー全員も同じで。






そうして迎えた、売上の発表日。



チーフマネージャーに呼ばれ、緊張しながら会議室へ入れば、満面の笑みをしたマネージャー陣から盛大な拍手と共に迎えられ。



『えっ?もしかして、、?』



樹の言葉を肯定するかのように、くす玉がこれでもか、と言わんばかりに存在をアピールしている。



すでに熱いものが込み上げるのを必死で抑えながら、6人でその紐に手を伸ばした。





ー SixTONES ミリオン達成おめでとう!ー




色とりどりの紙吹雪とともに、はらりと現れたその文字に、歓喜の叫びが響き渡る。



、、やった、やったぞ!!



気付けば涙が溢れて、自然と引き寄せられるように、6人で抱き合い、喜びを分かち合う。



京本『ねぇ、これってドッキリじゃないよね?本当だよね?』



ジェシー『当たり前だろ?ドッキリだったら許さねーよ(笑)』



高地『良かった、、良かった!』



涙で声にならない俺に、その場に座りこんでしまった俺に、樹が優しく肩を叩く。



『お前が、、一番頑張ったもんな』

それぞれの道5→←それぞれの道3



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (197 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1044人がお気に入り
設定タグ:SixTONES , 松村北斗
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:恋柱 | 作成日時:2021年6月17日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。