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Satomi side
「助けて、さとみさん…っ、身体…あつ…いのっ…!」
乱れた息
乱れた身体
誰もいない
俺とAちゃんだけ。
部屋に充満する甘ったるい香りに、ついに理性を崩された。
縋り付くように伸ばされた手を思いっきり引き寄せる。
「んあっ…。」
驚きに開かれた口をそのままかぶりつく様に奪う。
舌と唾液が絡まる音。
頰を掴むフリをして耳を塞いで水音を膨張させてAちゃんにきかせてあげれば、少し口が離れるたびに、可愛らしい声が漏れ出る。
「ちがうのぉ…もっとぉ…。」
さ「Aちゃん、これ以上は、マジでやばい。」
キスしておきながら、ふと頭にチラつく、ヒート期じゃない時のAちゃんの姿。
きっと、ヒートが過ぎたらAちゃんが傷つく。
昂る興奮を抑えつけるように、Aちゃんの肩を離す。
「やぁーっ!んーっ!」
その俺の行動が気に入らなかったのか、無理やり首輪を外そうとがしゃがしゃと乱暴に振り乱す。
首輪を外す鍵は勿論Aちゃんが持っている。
首輪を買った時、莉犬が言っていたのはこれか。
家に置いておけって話は正解だ。
さ「何してんの!」
首輪が擦れて首が赤くなる。
これ以上したら血が出てしまう。
「やらのぉ…!ねぇ、噛んでぇ?とるからぁ…っ!」
首輪を取ろうとするAちゃんの両手を掴むと、その手を振り払おうと暴れてくる。
それでも振り解けない手に、抵抗をやめて潤んだ瞳で見つめてくる。
辞めてくれよ、もう俺も限界なんだから。
その瞳にすら欲 情してしまう。
掴んだ腕をそのまま押し倒した。
「ちょーらい。」
その行動に満足した様に笑って手を伸ばされる。
ねぇ、悲しい気持ちになるのはAちゃんだよ?
あとで後悔するのはAちゃんだよ。
さ「…いいの?」
「はやくぅ…」
熱に揺れるAちゃんの瞳。
扇情的に紅く蒸気した表情に、限界だった。
ー・ー・ー・ー・ー・ー
やっぱ先を書きたいから書きました。
興味を持っていただけた方の18歳以上の方はぜひ作者欄から是非探してみてください!
(性的表現を含むため、リンク貼りは控えさせていただきます。オリフラ外してタグもつけていないので…。お手数おかけします…。)
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夢花(プロフ) - フェロモン怖ぁ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル (2021年4月11日 23時) (レス) id: 78d9e81099 (このIDを非表示/違反報告)
唯凛(プロフ) - りんさん» 確認ありがとうございます。私のわがままを押し付けるような形で申し訳ありません。ぜひ、ログインされました際にはご期待に添えていればなと願います。いただいたお時間無駄にしないよう少しでも楽しんでいただけたら幸いです。ありがとうございます。 (2021年4月11日 9時) (レス) id: 01cd285b43 (このIDを非表示/違反報告)
りん - 読ませて、いただきました。ご丁寧に有難うございます!ログインしてみようかなと考えています。他の作品も楽しみにしています!これからも、頑張ってください。m(_ _)m (2021年4月9日 1時) (レス) id: 8208016f57 (このIDを非表示/違反報告)
唯凛(プロフ) - まっちゃさん» お手数をおかけしてしまいまして申し訳ありません。私自身がまだあまりうらツクのシステムを理解しきれておりません故…。ページに入れた際には楽しんでいただけたら幸いです! (2021年4月8日 22時) (レス) id: 01cd285b43 (このIDを非表示/違反報告)
唯凛(プロフ) - りんさん» コメントありがとうございます!他作品まで読んでいただけて、とても嬉しいです。 続きページの件につきましては、コメントに収まり切らず、本ページ内でお話しさせていただいております。ご一読いただけますと幸いです。 (2021年4月8日 22時) (レス) id: 01cd285b43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:唯凛 | 作成日時:2021年3月14日 22時