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こ「A〜、お腹すいた。」
な「え?何何?Aちゃん料理できるの?」
「…まぁ一通りは?」
ピクリと反応するさとみくん。
どうせAの手料理が食べたいんでしょ?
さっきは好きじゃないなんて言ったけど、その反応、絶対好きじゃん。
「皆さんも食べますか?」
り「たべたーい!」
「ふふっ。じゃあ今日のお礼です。莉犬さん何食べたいですか?」
り「んー…オムライス!」
莉犬くんの元気のいい返事に、嬉しそうなA。
流石に7人分を2人暮らしの炊飯器では間に合わないからと炊けていたご飯を別の器に移して急いで追加分を研ごうとする。
こ「あっ!ばか!」
「あつっ!」
ほんっと、馬鹿。
火傷するに決まってんじゃん。
急いで冷やしてあげようとキッチンに向かおうとした横を、誰かが通り過ぎる。
さとみくんだ。
さ「大丈夫?」
流水で流しながらAの指先をマジマジと見つめている。
「だ、大丈夫です!」
引き寄せようとした腕はさとみくんに強く阻まれる。
さ「冷やしてないと。跡になるよ?」
「ちょっとだったから!大丈夫です!」
優しく指先を撫でるさとみくん。
その優しい目に、ちゃんとAは気づいているよ。
妹のことが少し心配だったけど、ここはさとみくんに任せることにした。
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夢花(プロフ) - フェロモン怖ぁ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル (2021年4月11日 23時) (レス) id: 78d9e81099 (このIDを非表示/違反報告)
唯凛(プロフ) - りんさん» 確認ありがとうございます。私のわがままを押し付けるような形で申し訳ありません。ぜひ、ログインされました際にはご期待に添えていればなと願います。いただいたお時間無駄にしないよう少しでも楽しんでいただけたら幸いです。ありがとうございます。 (2021年4月11日 9時) (レス) id: 01cd285b43 (このIDを非表示/違反報告)
りん - 読ませて、いただきました。ご丁寧に有難うございます!ログインしてみようかなと考えています。他の作品も楽しみにしています!これからも、頑張ってください。m(_ _)m (2021年4月9日 1時) (レス) id: 8208016f57 (このIDを非表示/違反報告)
唯凛(プロフ) - まっちゃさん» お手数をおかけしてしまいまして申し訳ありません。私自身がまだあまりうらツクのシステムを理解しきれておりません故…。ページに入れた際には楽しんでいただけたら幸いです! (2021年4月8日 22時) (レス) id: 01cd285b43 (このIDを非表示/違反報告)
唯凛(プロフ) - りんさん» コメントありがとうございます!他作品まで読んでいただけて、とても嬉しいです。 続きページの件につきましては、コメントに収まり切らず、本ページ内でお話しさせていただいております。ご一読いただけますと幸いです。 (2021年4月8日 22時) (レス) id: 01cd285b43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:唯凛 | 作成日時:2021年3月14日 22時