検索窓
今日:20 hit、昨日:7 hit、合計:152,266 hit

15-1 ページ27

A side

こ「Aー、入るよ?」


部屋にこもって数時間。
扉を開けたらにぃにが入ってきた。
後ろに人影はなく、にぃにだけ。


「みんな帰ったの?」

こ「うん。打ち合わせ終わったからね。」

「…さっきはごめんなさい。」

こ「何が?」


私のこと心配してくれていたのに、ついカッとなって喧嘩してしまった。
なのに、にぃにはそんなこと気にしてない様に笑ってる。


こ「莉犬くんが届いたら届けに来てくれるんだってね。なんかメンバーも来るとか騒いでたけど。あいつらマジできそうw」


口ではそう言いながら、にぃには少し嬉しそうに笑ってた。
メンバーの皆さんのことが好きなんだなぁ。


「莉犬さん、優しい人だね。」

こ「…そうだね。」


莉犬さんとの会話を、彼がどうやって話したかは知らない。
けれど、少しバツの悪そうな顔をしていた。


「…にぃには、私のことが心配?」


自分でも唐突な質問だと思った。
でも、こんな時じゃないと、にぃにの本心、私は怖くて聞けない。


こ「…心配だよ。A、小さいし、体弱いし、無茶するし、言うこと聞かないし。…あと優しすぎるから心配。人に迷惑かけること、すごく嫌がるし甘えたがらないし。一人暮らししたいのも、仕事がしたかったのも、父さんと母さん安心させたいからでしょ?」


にぃにには全部バレてたんだ。


「…番うのは怖いんだ。一番それが2人を安心させてあげられるのはわかってるけど、ちゃんと好きな相手じゃなきゃ、2人とも、自分のこと責めるでしょ?オメガに産まれさせたばっかりにって。」

15-2→←14



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (77 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
287人がお気に入り
設定タグ:stxxx , 夢小説   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

夢花(プロフ) - フェロモン怖ぁ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル (2021年4月11日 23時) (レス) id: 78d9e81099 (このIDを非表示/違反報告)
唯凛(プロフ) - りんさん» 確認ありがとうございます。私のわがままを押し付けるような形で申し訳ありません。ぜひ、ログインされました際にはご期待に添えていればなと願います。いただいたお時間無駄にしないよう少しでも楽しんでいただけたら幸いです。ありがとうございます。 (2021年4月11日 9時) (レス) id: 01cd285b43 (このIDを非表示/違反報告)
りん - 読ませて、いただきました。ご丁寧に有難うございます!ログインしてみようかなと考えています。他の作品も楽しみにしています!これからも、頑張ってください。m(_ _)m (2021年4月9日 1時) (レス) id: 8208016f57 (このIDを非表示/違反報告)
唯凛(プロフ) - まっちゃさん» お手数をおかけしてしまいまして申し訳ありません。私自身がまだあまりうらツクのシステムを理解しきれておりません故…。ページに入れた際には楽しんでいただけたら幸いです! (2021年4月8日 22時) (レス) id: 01cd285b43 (このIDを非表示/違反報告)
唯凛(プロフ) - りんさん» コメントありがとうございます!他作品まで読んでいただけて、とても嬉しいです。 続きページの件につきましては、コメントに収まり切らず、本ページ内でお話しさせていただいております。ご一読いただけますと幸いです。 (2021年4月8日 22時) (レス) id: 01cd285b43 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:唯凛 | 作成日時:2021年3月14日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。