32杯目 ページ33
え、、留学...?
有「留学..って、」
伊「ほんと、ごめん」
有「どの、くらいなの?」
伊「一年くらいだと思う、イギリスに」
イギリスって、、どこだっけ?
てか、一年も伊野ちゃんに会えなくなるの...?
俺、耐えれる自信ない...
伊「俺だって行きたくて行くわけじゃないよ
俺だって反対したんだから...
母さんが勝手に決めたんだよ
いきなり現れてさ、ほんと、意味わかんねぇ...」
腰に回される腕の力が強くなって
少し震えていて
有「...じゃあ、お互い頑張らなくちゃね」
伊「大ちゃん...」
有「海外で勉強するなんてすごいことだと思う
誰にでもできるわけじゃないと思うから」
伊「....そうだよね、
家庭教師は俺が信頼しまくってるやついるから
また紹介するよ
もちろんたかぎにも頼むけどさ
頑張れ、大ちゃん」
伊野ちゃん以外の家庭教師...
そんな風になっちゃうか...
でも、俺がワガママ言って困らせちゃうのは...
有「うん、俺頑張る
だから、伊野ちゃんも頑張ってきてね」
伊「ありがと」
これで、いいんだよ
有「っじゃあ俺そろそろ帰る!
母ちゃんに頼まれてることあってさ!」
伊「そっか、引き止めちゃってごめんね?」
有「んーん、じゃあまた!」
自然に振る舞えてる?
本当はすっごい泣きそうなんだ、
伊野ちゃんの家の扉がガチャリとしまると同時に
俺の頬に一筋の涙が伝った
有「やべ、も、無理かも」
急いで家に駆け込み部屋へと閉じこもった
ちゃんと言えたらよかったのかな
有「伊野ちゃん...
お願いだから、行かないで」
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作者名:ゆう | 作成日時:2019年11月4日 21時