検索窓
今日:30 hit、昨日:2 hit、合計:30,258 hit

32杯目 ページ33

え、、留学...?




有「留学..って、」



伊「ほんと、ごめん」




有「どの、くらいなの?」




伊「一年くらいだと思う、イギリスに」




イギリスって、、どこだっけ?



てか、一年も伊野ちゃんに会えなくなるの...?



俺、耐えれる自信ない...



伊「俺だって行きたくて行くわけじゃないよ

俺だって反対したんだから...






母さんが勝手に決めたんだよ

いきなり現れてさ、ほんと、意味わかんねぇ...」




腰に回される腕の力が強くなって


少し震えていて




有「...じゃあ、お互い頑張らなくちゃね」





伊「大ちゃん...」




有「海外で勉強するなんてすごいことだと思う


誰にでもできるわけじゃないと思うから」




伊「....そうだよね、

家庭教師は俺が信頼しまくってるやついるから

また紹介するよ


もちろんたかぎにも頼むけどさ



頑張れ、大ちゃん」





伊野ちゃん以外の家庭教師...



そんな風になっちゃうか...




でも、俺がワガママ言って困らせちゃうのは...





有「うん、俺頑張る


だから、伊野ちゃんも頑張ってきてね」





伊「ありがと」




これで、いいんだよ




有「っじゃあ俺そろそろ帰る!


母ちゃんに頼まれてることあってさ!」




伊「そっか、引き止めちゃってごめんね?」





有「んーん、じゃあまた!」




自然に振る舞えてる?


本当はすっごい泣きそうなんだ、





伊野ちゃんの家の扉がガチャリとしまると同時に



俺の頬に一筋の涙が伝った





有「やべ、も、無理かも」




急いで家に駆け込み部屋へと閉じこもった



ちゃんと言えたらよかったのかな









有「伊野ちゃん...
































お願いだから、行かないで」

33杯目→←31杯目



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (52 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
119人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆう | 作成日時:2019年11月4日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。