21杯目 ページ22
念の為、いつもの病院に行ってくるといい
高木さんと伊野ちゃんが病院へと向かった
静かな部屋にただ一人
寂しい、行って欲しくない
そういう気持ちもなかったわけじゃないけど
はやく伊野ちゃんに元気になってほしかった
有「勉強頑張れば、伊野ちゃん振り向いてくれるかな」
俺は全然勉強が出来ないけど
伊野ちゃんと同じ大学行けたら楽しいだろうな、
そう思い、机に向かった
伊野ちゃんは頭がいいから
俺には到底追いつけない大学かもしれないけど
頑張りたかった
てなわけで呼んだ救世主
知「はぁ、なんで僕?」
有「伊野ちゃん風邪ひいてるし
驚かせたいから?
知念は頭いいしな!」
はぁ、と溜息をつき、ばっと出してきたのは
有「て、テスト?」
知「やるからにはしっかりやるよ
生半可な気持ちでやるんなら僕帰るから」
有「っはい!」
知念の持ってきたテストをとき始める
まぁ、基本どれもできないんだけど
伊野ちゃんに教えてもらった範囲の基礎は解けた
知「ふーん、数学12点ねぇ
これは上がったの?それともたまたま?」
有「この辺は実力、あとは勘で答えた」
知「ふーん、じゃ、この辺の基礎はできてるんだ
じゃあ方程式やるか
かんの割にはとこうとした形跡あるから
覚えれるんじゃない?」
有「頑張る!」
知念は面倒くさそうながらも分かりやすい
ちょっと難しそうなのを俺がとけば
満足そうな表情をする
知「ん、だいたい基礎はできたか...
応用やってみる?」
有「うん」
俺、頑張るからさ
伊野ちゃん、待っててね
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作者名:ゆう | 作成日時:2019年11月4日 21時