ホットミルク。（ar ×in） (ページ12)

今日:20 hit、昨日:2 hit、合計:30,248 hit

11杯目ページ12

伊野ちゃんと話してた人

誰だったんだろ...

「有岡くんはこっちでもいいよね！」

有「なんでもいーよ」

知「ちょ、大貴？！」

友達、にしては雰囲気よかったし、

どう見ても付き合っているように見えた

けど頭の中で必死に抗議して

たどり着いた答えは

有「兄弟、」

知「ねぇ、大貴、どういうこと」

有「ん？どうした？」

知「どうしたのじゃない！！！

大貴のせいで文化祭の出し物が....」

はい、どういうこと？

山「自分で黒板の文字を読みなさいよ」

大きく花丸がつけられた出し物

有「男女逆転？メイド執事喫茶...っては？」

知「もしかしてこれでも理解できないわけ？

男女逆転ってことは

女子が執事、男子はメイドの格好するわけ

しかも振り分けできたから！ってこれ。」

知念が渡してきたプリントには

メイドの欄の中に

·有岡大貴

·知念侑李

·山田涼介

と書かれている

有「は？は？俺やんねぇよんなもん

やりたくねぇし」

山「ったく、お前がなんでもいーよって言うから

これになったんだよ！

お前が拒否れば1票差でカフェになったのに」

有「うん、なんかごめん」

文化祭に伊野ちゃん誘おうかと思ってたけど

見られるのは嫌だな、

知「もういいや、僕は似合うし←

大ちゃんコンビニでなんか奢りね」

山「俺いちごがいいー」

知「僕アイスとお菓子とジュース」

え、

なんか、多くね？

俺今月お小遣いピンチだったのに

結局高いアイスにいくつかのお菓子といちご、

二人分のジュースを奢らせられ

俺の財布には少し長いレシートと

3枚の小銭だけが残った