涙の湖を作りながら ページ3
泣きながら眠るのって、
何でこんなに辛いんだろう
朝が来なければ良いと思いながら
だんだんと明るくなって行くのを察した時の絶望感
ユノの事を考えながら寝て
半分夢の中でもずっと
ぐるぐると考えてる
分かってたよね、どこかで
覚悟してた？
ううん、覚悟なんて出来なかった
失うかも知れない確率が多いと知りながら
踏み込む事は私にはできなかった
結局…
あのたった一回のキスの意味は
分からないまま
あの時のユノの目には
何が映っていたのかな
もう決して正解を知る事のないまま
私は生きて行くんだね…
でもね
生まれ変わったとしても
私はきっと、
あの時のキスの事は覚えてると思う
毎日、この繰り返し
同じような事を考えながら眠りにつき
枕を濡らし
目を覚ます
そして、自分に言い聞かせる
勝手に期待した私が悪いって
私とユノの間には最初から何もなかったんだって
なかったからこそ、
すごく大事な関係性だったのに
壊れてしまったね
そんなふうに過ごしているうちに
時間は過ぎて
泣きながら眠りに落ちる回数が
少しずつ減って
でもそれはユノを忘れる事とは別で
心の中にはいつもあなたの場所がある
ユノは、
私のこと思い出す日はある？
…それともいつか
私を忘れる日が来るのかな
傷つきたくないから
何も決定的にしないまま、
このままでいるしかない気がして
少しずつ自分を殺しながら息をしてた
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kae ??(プロフ) - 素敵なお話でした。まさかのunhappy end…できれば来世でhappy endになるお話をお願いしたいです。切ないです… (11月7日 21時) (
レス) @page25 id: 94a1840cb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yunomi | 作成日時：2023年8月12日 20時
