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サインが空に上がって ページ20
もうあれ以来チャンミンとも連絡を取ってないし
連絡をくれることも無くなった
見捨てられたなんて思ってない
ちゃんと、彼が彼の人生を進んでいる証拠だし
ユノだって…もう
子供がいるかもしれないし
新しい人生をとっくに進んでる
良い加減、私も本当に向き合う時が来たのかもしれない
そう思えるまでに、３年かかった
忘れられるはずないよ
いつまでも忘れたくないと思ってたし
自分で自分にかけた呪いを背負ったまま生きれば良いと本当に思っていた
３年前にもそうしたように、
一人でビーチに座った
夜になると花火が上がった
サインだ、と思った
この花火が終わるまでに
私はユノの事を忘れて生きる、と言う事を
覚悟する時が来たんだと思った
もう隣に
慰めてくれるチャンミンはいない
一人で見る花火はそれでも綺麗で
キラキラと火が散るたびに
ユノの姿を私はいつまでも想うけど
もう泣かない
泣いても誰も、慰めには来ないんだし
今度こそ「さようなら」かな
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kae ??(プロフ) - 素敵なお話でした。まさかのunhappy end…できれば来世でhappy endになるお話をお願いしたいです。切ないです… (11月7日 21時) (
レス) @page25 id: 94a1840cb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yunomi | 作成日時：2023年8月12日 20時
