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ふたりは泣いた ページ16
「私の事思い出す日はあった？」
y「…うん、思い出さない日はなかった」
私は泣いた
「ユノを…」
y「うん」
「ユノを愛してたんだ」
もうこれが、最後になるから
自分勝手だと言われようが
どうしても伝えないといけないと思った
ユノも泣いた
そして絞り出すような声でユノは言った
y「俺も…Aを愛してたよ。だけど」
嘘…
嘘だよね？
だって、それなら、もっと早く
もう枯れたと思っていた涙は
まだ湧き上がってくるし
私の背中を抱くユノの声が震えてる
y「でも勇気が持てなかった。壊してしまうのが怖かった」
遅かったね
臆病な2人が生んだ、
悲しいラブストーリーだった
何も考えずに
気持ちを伝えていれば良かったのに
もし、生まれ変わっても
この感情はずっと持ち続けると思う
それとも、忘れてしまう日は来るのかな？
私はユノの事
覚えている自信あるよ
私だけ覚えてれば良いから
ユノと過ごしたこの時間を
本当は忘れないで欲しいって思うけど
ユノは私の事は忘れても良いよ
私がまた、ユノを見つけるから
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kae ??(プロフ) - 素敵なお話でした。まさかのunhappy end…できれば来世でhappy endになるお話をお願いしたいです。切ないです… (11月7日 21時) (
レス) @page25 id: 94a1840cb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yunomi | 作成日時：2023年8月12日 20時
