戸惑いと眩しさ ページ11
現地集合ね、とチャンミンから聞いて
ユノが本当に来てくれるのかは分からないまま
私は飛行機に乗って
旅行先の島に向かっている
あの時、ユノとチャンミンはどんな気持ちでこの島を選んだんだろう？
少し遠い、暖かい所に行きたいよね
って言ってたな
きっと、忙しい日常からエスケープして
癒しを求めてたんだね
そんな時に、あの女性と出会ったのかな…
私が一番先に着いたみたいで
ホテルにチェックインして
目の前のビーチを一人で歩いてみる
サラサラの砂が気持ちいい
ユノ、来てくれるかな…
私はちゃんと、私でいられるかな
今日だけはまた前みたいに
普通の2人に戻れるかな
そのままビーチで一人座っていると
気がついたら夕方になってて
周りにいた人達はいつの間にか消え
波の音と、
鳥の泣き声が少し
それと、
後ろからあの愛おしい声が聞こえた
その声は確かに私の名前を呼んでて
y「A…」
振り向くとそこには
太陽に照らされたユノが立ってる
何かまぶしいものを見るかのように
私は目を細めてユノを見る
「ユノ…」
やっと会えた嬉しさと、戸惑いと
人生の先を進んでいるユノが羨ましくも感じた
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kae ??(プロフ) - 素敵なお話でした。まさかのunhappy end…できれば来世でhappy endになるお話をお願いしたいです。切ないです… (11月7日 21時) (
レス) @page25 id: 94a1840cb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yunomi | 作成日時：2023年8月12日 20時
