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音。20 ページ21

ジェハ「で、Aは初対面には厳しくなった。相手を判断する為に

そして、罪を全て背負わされるとこの事を思い出してしまう。夕日も見るとね

今でも、心のどこかにリルムが留まってる」


全て聞いた後


どうやってAに接せればいいか


悲しすぎて苦しすぎて愛しすぎてならない過去


リルム。


その人がAを縛っていて


その人がAを惑わしていて


その人がAの心にいて


その人がAの初恋


Aにとって人生の半分がリルムなんだ


僕たちはその片隅の人物なんだ


ジェハ「お願いだ。Aを助けて欲しい」


いつもこんな所を見せないジェハ


けど、Aの事になると真剣だ


ユン「ジェハは何で詳しいの?ジェハはAの何?」


ジェハ「・・・え?話聞いてても分からなかった?

と、言うか知らなかった?」


ユン「え?」


ジェハ「僕とAは兄妹」


この少ない時間で


全てを知った気がした

音。21→←音。19 【過去編】



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作者名:愛夢瑠 | 作成日時:2016年4月10日 22時

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