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第2話 幻覚 ページ4

私が4歳になると、私より少し背の低い男の子がこの家にやってきた

緑の髪で、あまり表情を変えない子

最初の頃はあまり話してくれなかったけど、今ではすっかり家族も同然


お婆「フラン、ユニと一緒にお使いに行ってきておくれ」

フ「めんどくさー。仕方ないですねー、行きましょユニ」

ユ「はい^^」


そう、未来ではヴァリアーの霧の幹部となるフラン

彼は私と同い年だった


月日は過ぎ、私達は8歳になった


フ「ユニー、いつもの場所行きませんかー?」

ユ「いいよ^^」


そして私達は家から少し離れた滝へと遊びに行った



―滝上流

バシャッパシャッ

フ「隙アリですー!」バシャッ

ユ「きゃっ」


顔が水でぬれる


ユ「それっ!」


反撃!とフランに水をかける


フ「うわわわわ」


しばらく水遊びをしていると、体力が尽きる頃には二人ともビショビショになっていた


ユ「疲れたぁ・・・」

フ「ミーもですー・・ユニって見かけによらずハードだからー・・」

ユ「そう?」


二人で草の上に寝転び、空を見上げる


ユ「そろそろ帰らなきゃ・・」

フ「あ、忘れてましたー」


すると、不意にフランが思い出したように


フ「そういえばユニー」

ユ「ん?」

フ「ミー、なんか変な力使えるようになりましたー」


ほら、といって自分の頭にリンゴの被り物を出す


ユ「!・・幻覚」

フ「ゲンカク?」

ユ「無いものを在るものとし、在るものを無いものとする事・・つまり人の五感を司る脳を支配する事・・」

フ「??」

ユ「えっと・・簡単に言うと、作り出す・・かな?」

フ「作り出す・・ですかー?」

ユ「うん、フランのこのリンゴ帽子も本当はないけど在るものとして私達に見せている・・」


そっとリンゴの帽子に触れると、私の手はリンゴをすり抜ける


フ「・・なーる」ポン

ユ「フフッ、フランなら良い術士になれるよ^^」

フ「がんばりますー!」

第3話 予知→←第1話 心から



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うさえもん(プロフ) - ヤバイ・・・ユニ可愛い!!!なんなの?あの可愛さ。・・・天使だわー(*´д`*) (2015年2月8日 21時) (レス) id: 3c72aba461 (このIDを非表示/違反報告)
タピオカ王子♪(プロフ) - 皆様応援ありがとうございます!!  そして申し訳ありませんでした!!PCが壊れてしまい買い替えるまで小説の更新ができなかったという不運に・・・っ 今日からまた更新再開させて頂きます! (2015年2月8日 21時) (レス) id: 62e15fbc17 (このIDを非表示/違反報告)
夢乃 - 更新頑張ってください!待ってます。 (2015年2月6日 14時) (携帯から) (レス) id: ffbee05cb0 (このIDを非表示/違反報告)
KYOKO(プロフ) - いつも、楽しみにしてます。更新がんばってください (2015年2月2日 21時) (レス) id: b01b3154b3 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ユニがいい子過ぎる・・・・(号泣) (2015年1月31日 23時) (レス) id: f1bc01ed23 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:タピオカ王子♪ | 作成日時:2015年1月10日 20時

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