【ＲＥＢＯＲＮ】ユニに成り代わったけど・・・運命って残酷だね

第２７話　手紙 ページ29

―１０年前 現在

グラッ


大きな揺れと共に、私の頭に未来での出来事が流れてきた


ユ「・・・」


丁度いつもの滝の上流付近でかくれんぼをしていた私とフラン

私は隠れる側で、近くにフランはいない


私はすぐ家に帰り、手紙を書く


ユ「お婆ちゃん、フランが帰ってきたらこれを渡して欲しいんです」

お婆「わかったよ＾＾」

ユ「それから・・あの・・・」

お婆「・・？」


お婆ちゃんは不思議そうに、俯く私の顔を見る


お婆「・・・フフ、行くんだろう？」

ユ「！」

お婆「ユニの未来さ、すきになさい＾＾」

ユ「！・・はいっ！今までありがとうございました(ニコ」


お婆ちゃんに見届けられる中、私はフランスを発った



Ｎｏ side



―夕方


フ「ただいまですー。ユニ帰ってませんかー？いなくなっちゃったんですけどー・・」


少し不安そうな顔のフランが帰って来た


お婆「おかえりフラン、これを」


お婆ちゃんはフランに一通の手紙を差し出す


お婆「中は見てないよ。フランに渡して欲しいって・・・ユニがね」

フ「！！」


フランはそれを受け取ると、早速手紙を開き中を見る



――――――――――――――――――――――――――――――
フランへ


チーズの角で頭をぶつけないよう、
有幻覚でつくった被り物を常に被っておくことをお勧めします。

それから、パイナップルとサメが来たら南国に行く事も勧めます。


突然いなくなること、許して下さい。
また会いましょう


ユニより
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フ「・・なんですかー・・ソレー・・・」


呆れつつも、少しホっとするフラン

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