【ＲＥＢＯＲＮ】ユニに成り代わったけど・・・運命って残酷だね

第１２話　無謀 ページ14

―ジェッソファミリー アジト前


γ「ジェッソのアジトについた。本当にいいんだな姫」

ガチャ

ユ「はい」


車から下りて、ビルの中へと足を踏み入れる


男「お待ちしておりました。１０階の客間へご案内します」


１０階まで案内され、廊下を歩くと


「ふ〜、今日も食べ過ぎた。２皿多かったな」

ユ「！・・貴方が白蘭ですね」

白「ん？えーと誰だっけ・・って知ってるわけないか、見るのも会うのも初めてだもんね・・ユニちゃん＾＾」

「「！！」」ザッ


γ達は私を守るように立つ


白「てっきり赤ん坊が来るかと、思ったよりずっとチャーミングだね」

ユ「貴方は思ったより・・普通だわ」

白「良く言われる」


白蘭は少し探りを入れるように色々と聞いてくるが


白「っと、立ち話もなんだからゆっくり話そうか・・・できればボス同士水入らずで」

γ「貴様そんな事が！！」

ユ「いいわ」

γ「！！姫！！」

グッ


γの裾を少し引っ張ると、私の背に合わせてしゃがむ


ユ「私の目を見てγ。無謀に見える？」

γ「(目・・？)！！(まさか姫にはすでに白蘭との話し合いの結果が見えているというのか・・？)」

ユ「ニコッ)いってきます」フワッ


γの首に手を回し、抱きしめる


ユ「ありがとうγ。私、貴方の事・・・(ヒソッ 大好きです。母がそうだったように・・。私が帰ってきたら、お兄ちゃんと呼んでもいいですか・・？////」

γ「！」


パッと離れ、白蘭の方へ駆け足で行く

γはそう・・私の兄に似ている。面倒見が良くて、他の人の事をちゃんと考えてくれて・・・優しく差し込む光のよう


γ「小娘め・・・フッ、もちろんだ」

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