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「助けるのに理由なんてないよ。困ってるから助ける」
もしかしたら、お母さんもお父さんもいない環境で育ってきたジョングクは一人に慣れすぎて
誰かを頼ったり、助けを求めることが苦手になったのかもしれない。
「だから、困ってること、辛いこと、悩んでることあったら下僕の私に必ず言うこと。分かった？」
ジョングクが誰かに助けを求めることができるようにする、それが私の役目だと思った。
そう言うと、ジョングクは驚いた顔をして
しばらくすると
「あんたなんか頼りになんないよ」とジョングクは言った。
「なに、人がせっかく…」
「あーこう言う時、なんて言えばいいんだっけ」
私が話してる途中で話しだすジョングク。
「ありがとう、A」
こんなに、優しく笑えるんだと思った
こんなジョングク、初めてで
私の名前呼んでくれたっていうよく分からない喜びとで、私は一瞬どうしたらいいのか分からなくなった
「な、何急に、気持ち悪いよ」
「は」
「あーお腹すいた、早くご飯食べよ」
「今日はなに？」
「ハンバーグ」
「は？また？もう一週間くらいハンバーグだ」
「いいじゃん、美味しいじゃん」
「お前、ハンバーグしか作れないのかよ」
「悪いか」
結局いつもの言い合いに戻ってしまったけど、今日はジョングクと距離が近くなった気がして
少しだけ幸せなんて思った
私もお父さんはいたけど、ほぼ一人暮らしみたいなもんだったから、賑やかで寂しくないと思った
「今日は俺が作る」
「即席ラーメンは料理じゃないからね？」
「知ってるそんなのバカかよ。麺から作る」
「麺から作る！？麺から作れんの」
「俺を誰だと思ってんの」
結局、麺から作り出したジョングク。そりゃもう、プロ並みの腕前で
クックパッド使っただけなのに、本格的なラーメン作れるなんてすごいと思った
料理できるなら最初からすればよかったのにと言うけど、だるかったらしく
けど、スープをこだわった奴はスープに時間をめちゃめちゃかけやがって、食べたのは夜中の2時くらいだった。
「もう、いいよスープなんて、早く食べよう。今何時だと思ってんの」
「スープにこだわらないラーメン屋なんて、ラーメン屋じゃないから」
「いや、あなたラーメン屋じゃないから」
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わかな(プロフ) - 今までで1番好きな性格の主人公！w (2018年7月24日 20時) (
レス) id: 7d05171848 (このIDを非表示/違反報告)
yoha - きむ:)さん» ありがとうございます^ ^2も見てくださると嬉しいです！ (2017年6月2日 1時) (レス) id: 2dc1d1b366 (このIDを非表示/違反報告)
きむ:)(プロフ) - いえ少しシリアステヒョンも素敵です(土下座)← ありがとうございます！！！笑 (2017年5月22日 6時) (レス) id: 34aeed0ab4 (このIDを非表示/違反報告)
yoha - ぱどぅさん» ありがとうございます！！頑張れます(＞人＜;) (2017年5月21日 5時) (レス) id: d243c9f893 (このIDを非表示/違反報告)
ぱどぅ(プロフ) - いきなりすみません！私、占ツク読み始めて5年くらい経ちますが、こんな面白くて、素敵な作品初めてです！ほんっとうに更新されるたびに奇声あげて喜んでます！！本当に素敵な作品ですね！頑張ってください(о´∀`о) (2017年5月20日 21時) (レス) id: 3be69bf169 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yoha | 作成日時：2017年5月6日 0時
