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そして入団式当日
私は浮かれていた
目の前に総統様が来た
ほとんどが歓声をあげていた
だが私の目線はひとつに集中していた
総統様の隣でお淑やかに笑う姉さん
ひさしぶり
大丈夫だってわかっていても心の奥底ではやっぱり心配だった
ご飯に不自由はないか
風邪はひいていないか
痛い思いはしていないか
寂しいって思ってはいないか
総統様のお話など全然聞いていなかった
それよりも私は軍に入れたことの喜びよりも姉さんの顔を見れたことのほうが何倍も嬉しかった
私の視線に気が付いたのか
姉さんと目線が合う
そして私にしかわからないように小さく手を振った
心が躍るのが分かる
口角が自然と上がった
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あぁはやくそばに行きたい
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寂しいって思ってたのは姉さんじゃなくて実は私のほうかもしれないな
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破壊衝動ちゃん☆(プロフ) - また夜になったら更新します!それと新作書くかもしれないです! (2021年10月23日 11時) (レス) id: 4ba48e1078 (このIDを非表示/違反報告)
破壊衝動ちゃん☆(プロフ) - ゆゆ丸源さん» そうですよね泣あんまり見ないですよね泣私もそういう小説大好きです!更新頑張ります! (2021年10月21日 23時) (レス) id: 4ba48e1078 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ丸源(プロフ) - コメント失礼します。姉を大好きな主人公が本当に大好きであまり見ないのですごく面白く見させてもらっています、!!これからも無理しない程度に頑張って下さい! (2021年10月21日 22時) (レス) @page15 id: 02969da7ce (このIDを非表示/違反報告)
破壊衝動ちゃん☆(プロフ) - 感想もよかったらしていってね〜! (2021年10月21日 20時) (レス) @page9 id: 4ba48e1078 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:破壊衝動ちゃん | 作成日時:2021年10月17日 20時