【名探偵コナン】降谷さん！いい加減にしてください！！【警察学校組】

◇か◇◇◇の◇ ページ4

伊達くんは、割と常識人だと思う。警察学校での成績も優秀だったし、問題児4人をよくまとめてる姿も見かけたし。

会計課に回ってくる領収書や請求書だって、伊達くんのは至って普通だ。どっかのパーマくんと女たらしくんとは違う。



と、思っていたのだが、あれだった。普段温厚な人が怒ると怖いってのとは違うかも知れないけど、普段常識のある人は、たまに非常識な事をやらかすんだ。



『え、ええと、伊達くん、こちらは...』
「...悪いA、これ通してくれると助かるんだが」



通したいよ！私だって伊達くんにはお世話になったし(松田萩原降谷と私の間によく入ってくれた)、その人柄もよく分かってるし！



『えっと？米花町連続強盗事件の犯人逮捕に置いて、パトカー3台、米花銀行の自動ドア1枚、ポスト1台...』
「...ちょっと手こずっちまって」
『...伊達くん、自動ドア1枚、平均お幾らかご存知ですか』
「...幾らだ？」
『100万円』


サッと血の気が引いたのが分かるよ、私も引いてるもの。くっ、しかしこれは通さないと一般市民にも迷惑しかかからない...！！



『頑張る、けど一言だけいいですか』
「お、おう！」
『伊達くん！初めて言いますが、いい加減にしてください！！』

◇げ◇そ◇う◇→←◇い◇◇◇き◇

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