【名探偵コナン】降谷さん！いい加減にしてください！！【警察学校組】

番外：同期飲みしよう２ ページ14

「で？最近Aと会ったりしてる？」
「俺は...1ヶ月くらい会ってないな」
「あ、俺昨日昼メシ一緒に食ったぜ！」
「何それヒロ、聞いてない」
「ゼロ顔がめっちゃ怖い」


いやさ、昨日たまたま昼休み廊下に出たらAと出くわして、牛丼食って戻るかーって店から出たら、目の前をひったくり犯が走っていって。


「つか牛丼wwもっと色気のあるところ誘いなよww」
「俺らの間に必要ねぇだろ？(笑)ゼロ怖いし」
「お前、そんだけ独占欲強いのにまだ手ぇ出してないとかなんなの？童貞？」
「いいから話戻せよ、あとぶっ飛ばすぞ松田」
「(...酔い回ってきてんのかな、Aはまだか？)」


で、A足速いだろ？一緒に追いかけてくれて助かるなーなんて思ってたんだけど、もうちょいで追いつくってなった時にハッとしたように俺の方見てさ、


『しまった！諸伏くん、何だかノリで追いかけちゃったけど、私には逮捕権がありません！！』
「ハッ！何だかよく分かんねぇがサツじゃねぇなら怖くねぇぜ！このアマ返り討ちにしてやらぁ！」
「(イラッ)あぁ、そうだな。でもほら、現行犯なら一般人にも逮捕権あるだろ？」
『あっそうだった！！やだなぁ忘れっぽくて！』
「え"」


で、振り向いて構えようとしてた犯人の胸ぐら掴んで背負い投げ。すっげぇ音がして、見たら意識飛んでんの。


「胸ぐらww腕じゃなくてww流石ww」
「なんつーか、怪力じゃねぇんだけど、やってる事が降谷と同じレベルで草」
「アイツが警察官やってたら、捜査一課で頼りになる相棒だったかもなー」
「つかさ、制服似合いそうだよな」
「どれ？ミニパトのお姉ちゃんとか？」
「あー分かる。刑事だとパンツスーツになっちまうかもだし、ミニスカポリスいいなぁ」
「でも今事務職で着てるスカートスーツも結構いいぞ。40デニールのタイツとか」
「何でデニール数知ってんのww降谷むっつりすぎww」


(((イケメンなのに話してる内容が残念すぎてオーダー取りに行きたくない)))


「あ、なんだよ、Aのやつ来れねぇって」
「マジか、降谷、責任取れ」
「言われなくてもそのうち取る」
「ぜってえそれちげぇ方の責任だわ。付き合っても俺らと絡ませろよ」


「........」
「........」
「........」
「........」
「...じゃ、なんか頼むか」
「そうだな、俺肉がいい肉」
「刺身も頼んでいい？」
「日本酒飲みてぇ」
「俺セロリとツナのサラダ」
「女子かよww」



◇夢主が来るまで食べ物頼むの控えてた結構優しい5人組の話。

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