非日常12日目 ページ12
『…痛い!キムテヒョン、手離してっ』
TH『…ねぇ』
階段を無理やり上がらされてキムテヒョンの部屋になる部屋に入れられる
手をやっと離してくれたと思ったら今度は
至近距離にあるキムテヒョンの顔
上手く状況が飲み込めずにちらっとドアの方を見れば…───
私の顔の横に置かれた肘
あれ…?
壁ドンされてない?
『ちょ…キムテヒョ…────』
TH『それ…嫌だ』
『は?』
急に低くなった声に一瞬躊躇った
元々…こんな声だったっけ…、
TH『キムテヒョンってフルネームやだ』
『……でも私は “いつも” を崩したくないの、キムテヒョンって呼ばないと仲良くなったみたいになっちゃ…───』
TH『キスするよ?』
『…え?』
TH『いいの?』
『…お、脅し?』
TH『んー、まぁそうなるかな』
そうこうしてる間に徐々に近づいてくるキムテヒョンの顔
ぐっと押し返すけど、全然びくともしない
さっきも言ったけど、色気がすごい
ほのかに香る私と同じシャンプーの匂いがはなをくすぐる
TH『オッパって呼んでくれないと、このまま唇くっついちゃうよ?』
キムテヒョンの顔は息が感じられるほど近い
鼻と鼻がくっつきそう
TH『ほら。テテオッパって…いいなよ』
これ…言わないと……
TH『…ホントにいいの?』
ヤバいやつだ……
『わかった、テテ…テテオッパ、テテオッパって呼ぶから!!』
TH『約束ねっ!これからずっとね!!♪♪』
『…、』
私が名前をいうなり、語尾に音符をつけそうな勢いで顔を明るくさせた
してやられた
ミンユンギが言ってたことってきっとこれだろう
『ねぇ、』
TH『ん?』
『離れてよ』
TH『えー?だってせっかく名前呼んでくれたし〜』
『約束したから。離れて』
TH『ちぇっ、分かったよ…』
そのまま離れてドアを開けたキムテヒョン
TH『あ!今日髪乾かしてほしいな!♪』
『嫌だっていってるで…────』
TH『キスしたい?』
『やらせていただきます』
TH『んふふ』
…この脅しはこれからもされるのでしょうか…
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いっちゃん - 明けましておめでとうございます!年明け初小説です!wwこれからも琥珀さんの小説読みたいです!今年もお互い頑張りましょう! (2018年1月1日 19時) (レス) id: 3d31ebd9bc (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - ペコさん» あけましておめでとうございます!ジャンジャン癒されちゃってください!こちらこそ!ペコさんにとって良い年になりますように! (2018年1月1日 12時) (レス) id: e413d80d5c (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - レンレンさん» あけましておめでとうございます!ありがとうございます!ことよろです!笑 (2018年1月1日 12時) (レス) id: e413d80d5c (このIDを非表示/違反報告)
ペコ(プロフ) - 明けましておめでとうございます(^^)更新いつも楽しみにしています!今年もお話読んで癒されます♪琥珀さんニとっても良い年になりますように★ (2018年1月1日 7時) (レス) id: d2f2d687fb (このIDを非表示/違反報告)
レンレン - あけましておめでとうございます!!グクがかわいすぎます!続きが楽しみすぎます! (2018年1月1日 1時) (レス) id: 18bfd37d04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:コハク | 作成日時:2017年12月6日 18時