【銀魂】同僚の天パは想い人がいるようです。【坂田銀時】 (ページ4)

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貴「とりあえず中どうぞ。これ以上至福のひとときを奪われたくないんですけど。」
銀「辛辣だなコノヤロー。」
貴「嫌ならほかを当たっていただいても「冗談ですごめんなさい」仕方ないですね。どうぞ。」

とりあえず中へ招き入れる。
まったく、本当にお調子者なんだから。

そして中に入った途端

銀「天国だな、ここ。涼しすぎ。」

これだから困ったものだ。
まあ、言いたくなる気持ちもわかるよ？

貴「蒸し暑いですもんね、外。あ、適当に寛いでて大丈夫ですよ！」
銀「おう、サンキューな。本当に助かったわ
ー。今度礼に甘ェモン食べに連れてってやるわ。」
貴「期待しておきます。」

以前銀さんに頂いたケーキがこの世のものと思えないくらい美味しかったからね。
銀さんの甘い物チョイスは信頼できる。

たった1回とか言わないの。

貴「ところでですけど、銀さん夕飯は？」

先程から気になってきたことを聞くと、

銀「あー、もう済まし((ぐぅーー」
貴「てないんですね、わかりました。」
銀「なんてタイミングだよコノヤロー。」
貴「タイミングばっちしでしたねw
ちょっと待っててくださいね、軽くなんか作るので。」
銀「悪ぃな。」

自分が食べる気がなかったから何も作ってないけれど、体にはよろしくないしね←
ちゃんと食べます。

貴「あ、じゃあ作ってる間にお風呂どうぞ。まだお湯覚めてないと思いますし。汗流してきてください！」
銀「へいよー。」
貴「場所わかりますか？」
銀「どうせ同じ間取りだろ？」

たしかに。
マンションって、どの部屋も大抵同じ間取りだってことをすっかり忘れていた。
そもそも、ほかの部屋に入ったことないし！

スタスタっと迷いなく進んでいく銀さんの背中を見送りながら、夕飯の準備に取り掛かることにした。