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翌朝___
携帯の着信音で目が覚めた。
朝から誰だろ...
眠い目を擦りながら布団から枕元に置いてある携帯へ手を伸ばし、画面に表示された名前に目を見開いた。
貴「おはようございます、銀さん。」
銀『おはよーさん。』
電話の相手は何と銀さん。
電話番号やらメールアドレスやらは確か泊めたお礼をしてもらうのにあたって連絡をとれないと不便だということで交換したんだっけか。
今となってはほぼ空気だったんだけどなぁ。
貴「何のようですか切っていいですか?」
銀『出てそれって酷くね?』
仕方ない、生憎私は寝起きが悪いほうなのだ。眠りを邪魔したその罪は重いですよ。
なんてことはおいておいて、
貴「酷いかは知りませんけど何のようです?」
銀『ああ、今から家来い。』
貴「...はあ!?今まだ布団なんですけど!?」
銀『知るかニート。ニート生活脱却したけりゃはよ来る事だな。』
貴「ちょっ...」
全く意味のわからないまま一方的に電話を切られ、仕方なく愛しき布団から出て準備を始めた。
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銀色(プロフ) - とても面白かったです! なので凄く続きが気になります。 大変だと思ういますが更新待ってます! (2018年4月3日 21時) (レス) id: 54384483c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みや | 作成日時:2017年4月23日 11時